第1回ハイスクール短編演劇祭(2日目)★

(『いつの話だよっ!』とお思いでしょうが、備忘録なので・・・)
(この記事はいずれ2018年1月21日 @ 23:00に移動します)

1月21日(日曜日)、名古屋2日目。

会場入りが10時ということで、朝はゆっくりめに9時にホテルを出発。名鉄の栄駅に向かい、名鉄瀬戸線で大曽根駅へ。10時少し前にPICO2に到着し、全体で本日の流れを確認しました。

PICO2に出ていた公演案内。

この日は11時開演で1回目が始まります。ゲネと同じ順番での上演なので、前半は北海道芸術高校名古屋校さんと精華さんが上演し、お客さんの入れ替えがあって、新座柳瀬と名古屋南さんとなるため、ウチの上演は12時過ぎ。一先ず控室のある建物へと戻って、メイクとか諸々の準備を始めます。

12時少し前に会場へと出発し、開場前で精華さんの終演を待ちます。精華さんが終わると何人かのお客さんが出てきましたが引き続き観る方も多いよう。さっそく会場に入り、椅子を用意して、照明ブースへ。程なくして、上演開始。

『Eliza! 〜愛の鞭編〜』は笑い溢れるコメディーという感じではないので、わりとジックリと観てくださっている印象。でも、コミカルな場面ではきちんと反応もあったので、良い感じの雰囲気での上演になったのかなと思います。このくらいのスペースだと早い科白回しも何の苦も無く聞き取れるので、こういう言葉遊び的な脚本は観やすいのではないかと思いました。幸い、大きなミスもなく1回目の上演は終了し、再び控室スペースへと戻ります。

ここで次の公演まで少し時間が空くので、お昼ご飯を含めた休憩に。精華の鳥頭先生から控室の建物の1階にあるケーキ屋さんのシュークリームを差し入れて頂いたり。精華さんを見ていて『さすがに旅慣れているなぁ……』と感じるのは、こちらは少し休憩が入ると『ふぅ……』とお休みモードに入ってしまうのですが、精華さんは周辺のお店にフットワーク軽く出かけて行かれるところ。さすが『旅する演劇部』、とても真似できません。

少し休憩したところで、大曽根駅に帰りの新幹線の座席指定に出かけるぐらいで再び公演準備に。2回目は14時半に開演し、同じ順番なので15時半ちょっと前に会場へと移動。2回目は少しお客さんが少なかったのが残念でしたが、上演としては、やっぱり2回目の方が落ち着いて臨めたようで、仕上がりは良かったかなと思います。

上演の様子。青い色はLEDのパーライト。
上演の様子。今回は舞台装置は持ってこれなかったので、パイプ椅子に黒いカバーを掛けた簡易なもので。

終演後、再び控室に戻り荷造りして、名古屋南さんの終演時刻を目指して、再び会場へと戻ります。そこで最後の全体会がありましてハイスクール短編演劇祭の全日程が終了。ここで参加行の皆さんにグリーティング・カードをお渡ししました。

帰りはJR大曽根駅へと向かい、名古屋駅へ。名古屋駅で新幹線に乗る前に少し早めの夜ご飯。やはり、名古屋っぽいものを食べようということで、名古屋駅の『キッチンなごや』で味噌カツなどを頂く。ここで埼玉から公演を観に来ていたヒギンズの母上と遭遇するミラクルが(^◇^;) 世の中、そう広くはありません。

名古屋駅で食べた味噌カツのセット。

その後、お土産屋さんなどに立ち寄って、新幹線に乗車。まぁ、新幹線に乗ってしまえば、あっという間ですが、地元の駅に着いたのは22時ちょっと前。明日は普通に学校があることを考えると少し無茶な日程でしたが、『旅慣れぬ演劇部』としては無事終了したことが何よりでした。。

さて、埼玉や大阪から遠征するかは少し置いておいて(^_^;、ハイスクール短編演劇祭の感想を少し。

今回は初回ということでマユズミさんは何かと恐縮されていましたが、参加してみて困ることは何もなかったので、とてもしっかりと計画されて運営されていたのだなぁと感じていました。都道府県にもよりますが、高校演劇の発表会は多くの場合、高校演劇関係者によって運営されていることが多く、客層も高校生やその保護者などが圧倒的に多いのが現状だと思います。そういった意味では高校演劇の新たな発表の場の提供スタイルとして、こうした取り組みが各地で増えて、一般の方々に観て頂ける機会が増えていくと、高校演劇の多様化がより促進されるのかなと思ってみたりしました。

また、先日、参加させて頂いた高校演劇サミットもそうですが、高校演劇を見守ってくださっている方々が、高校演劇の可能性と真剣に向き合って、応援してくださることはとてもありがたいことだと思います。願わくは愛知や岐阜などの学校がどんどんと参加して、発表会として盛り上がっていってもらいたい、と思いますし、そうなっていくためには続けて行くことが大切だと思いますので、マユズミさんにはこれからも頑張ってもらいたいと思っています。

新座柳瀬としては、コンクール以外で初めての遠征公演。ものの勢いとはいえ、名古屋まで遠征するというのは少しやりすぎだと思いましたが、全く知られていない会場に行っても、同じような感じで上演ができるんだなぁということが分かったのは大きな収穫でした。でも、色々な手配など気を使うことも多く、これを繰り返している精華さんはホントに凄いなと改めて感じました。

いやいや、やっぱり遠征は大変です(^_^;

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