第1回ハイスクール短編演劇祭(1日目)★

(『いつの話だよっ!』とお思いでしょうが、備忘録なので・・・)
(この記事はいずれ2018年1月20日 @ 23:00に移動します)

秋頃から名古屋でハイスクール短編演劇祭が開かれるとお知らせが流れていました。高校演劇周辺の方々が高校生の発表の機会を作ってくれようとする試みはありがたいことだなぁと思っていました。ただ、上演校がなかなか決まらないのか、出場校の募集期間が延長になったりしている様子を見かけ、上演校募集のTweetをReTweetしたりしていました。今年は発表会の機会を増やしたいと思っていたのですが、精華さんじゃあるまいし、名古屋まで行くのは如何なものかというのと、関東大会(北)の日程と重なっていたため道義上、中央発表会の結果が出るまでは決められないというのがありました。

中央発表会が終わったところで、

『………ということは愛知か? まだ間に合うだろうか? どーですかぁー?』

……とTweetしてみると主催のマユズミさんからその日のうちにDMが届いて……という形で話が進み、12月7日に正式に参加が発表されました。上演校は北海道芸術高校名古屋校さん、名古屋南さん、精華さんと新座柳瀬。これで予定より2ヶ月早く精華さんと発表会を共にすることになりました。

さて、1月20日朝6時45分に池袋に集合し、新宿へと移動。今回は予算節約のため、行きは昼運行の高速バス。7時30分発の名古屋行きに乗車しました。道路は混雑もなく、バスで揺られること約2時間で足柄PAに到着。そこから更に1時間半で浜松SAに到着。もうすぐ愛知県だけど、考えてみればここはまだ南関東。この辺りから茨城会場だとかなり距離があるなと再確認しました。名古屋に着いたのは13時過ぎ。約5時間半のバス旅で名古屋駅近くの『名古屋南ささしまライブ』という停留所?で下車。徒歩で名古屋駅へと向かいます。ここからJR中央本線に乗って大曽根駅へ。大曽根に着いたのが14時過ぎなので、約6時間半の大移動でした。

バスタ新宿から高速バスに乗ります。行きはバス、帰りは新幹線の予定。
名古屋に到着。バスの停留所から名古屋駅に向かう途中に通り抜けたナナちゃん人形。

そんなこんなで14時半ちょっと前に大曽根駅に到着。スタッフの方が迎えに来てくださって、まずは控室となる場所へ。そこに荷物を置き、リハーサルに必要なものだけ持って、会場となるPICO2に移動。丁度、精華さんのリハーサルの最中。少しだけ外で待って、14時45分から全体打ち合わせ。劇場についての諸注意などを受けて、その後、15時からリハーサル。

今回はホントに衣装だけ持って行っての公演なので、椅子を置く位置が決まったら、役者は場当たりをして、こちらは照明機材の確認。共通仕込みなので、どのライトの組み合わせで進めていくかを確認して、レベルを取っていきます。照明のオペレートがノートパソコンでの操作だったので最初、少し戸惑いました。でも、それほど難しい操作ではなく、打ち込みも可能だったので、慣れてしまえば便利なものでした。明かり作りは、仕込み図は頂いていたので大体の当たりは付けておいたのですが、実際の会場で点けてみると思っていたのと違う部分があったり、LEDの灯体が多いのでフェーダーの操作とライトの挙動の関係の感覚を確認したり、意外とバタバタした感じになってしまいましたが、レベルチェックは無事完了しました。

その後、17時15分からゲネプロ。他校の作品を観られる時間がやって来ます。

北海道芸術高校名古屋校さんは演劇部作の『都合のいい星を見た』は短編作品ながら小屋の制約の範囲内で装置などにこだわった作品。準備の様子などを見ていても、しっかりと活動している演劇部なんだなと感じました。

精華さんの作/朝田大輝(The Stone Ageヘンドリックスの『誰にも見せない打ち上げ花火』。高校演劇サミットで観た時の作品とは全く異なる物語な作品。出演者は3人でしたが、代替わりしても相変わらず芸達者な役者さんたちの会話のテンポはもの凄い。やっぱり、ある一線を越えている演劇部という趣。

ウチは『Eliza!~愛の鞭編~』を上演。短編ということで『ピグマリオン』の中から、イライザ、ヒギンズ、ピカリングによる発音矯正の部分だけにターゲットを当てた物語に。

ラストの名古屋南さんは作/鈴木基令の『流すべきあれやこれや』はテンポの良い物語。柔軟な発想から組み立てられた物語を、達者な役者さんが軽快に演じる姿が実力派の演劇部という印象。

19時半少し前にゲネプロが終了し、この日の宿のある大曽根から名鉄瀬戸線で栄に移動。栄に着いたのが20時過ぎ。夜ご飯をどうしようかと考えて、折角、名古屋に来たのだからということで、名古屋らしいものにということで、中日ビルの地下街にある山本屋本店栄中日ビル店で味噌煮込みうどんを食べることに。土曜日の夜ということもあり少し待ちましたが、21時前には食べ終わり、ホテルへ。最短距離で移動しようと思ったら、栄の歓楽街のド真ん中を高校生を連れて横切ることになりましたが、21時少し過ぎにホテルに到着し、この日は終了となりました。

夜ご飯。山本屋の味噌煮込みうどん。
中日ビルを出たところから見た名古屋テレビ塔。

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