第52回関東高等学校演劇研究大会 新潟会場(御礼)

※昨年中に仕上げたかったのだけれど、書き出したら止まらず遅れました・・・

12月24日・25日に第52回関東高等学校演劇研究大会(新潟会場)が新潟市のりゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館の劇場で開催されました。関東ブロックのうち、新潟・群馬・栃木・長野・埼玉と千葉から1校が推薦され、全12校による上演。新座柳瀬高校は5年ぶりの参加となりました。

細かなご報告は覚え書きに代えさせて頂きますが、審査の結果、新座柳瀬高校は最優秀賞(文部科学大臣賞・全国高等学校演劇協議会会長賞・関東高等学校演劇協議会会長賞)を受賞し、来年8月に宮城県仙台市で開催される全国高等学校総合文化祭・演劇部門に、秩父農工科学高校さんと共に推薦されることになりました。

新潟県高等学校演劇協議会の先生方をはじめとする関東研究大会でお世話になりました全ての皆さまに御礼を申し上げますと共に、文化祭・地区発表会・中央発表会・試演会にご来場頂いた全ての皆さまと、本日、りゅーとぴあにご来場頂いた全ての皆さまに心より御礼を申し上げます。

これから8月までは部員の代替わりもあり、決して平坦な道のりでは無いように思いますが、関東ブロックを代表する4校の一角として、恥じることのない上演ができますよう、しっかりと準備して参りたいと思います。

さて、ここからは身近な方々に延々と細かな御礼を申し上げていきたいと思います。とはいえ、5年に一度の総決算的なものを先日してしまったばかりなので、今回は本当に関東研究大会に当たっての御礼が中心になります。それでも、また多少長くなるかと思いますが、ご容赦を。

まずは試演会にご協力頂きました朝霞高校、朝霞西高校、和光国際高校、細田学園高校、坂戸高校、筑波大坂戸高校、東京農大第三高校、草加南高校の皆さま方へ。関東の日程が決まってからの急なお誘いでしたし、各校それぞれクリスマスに向けて年末公演のある中、ご来場いただけたことは大変ありがたいことでした。また、各校の顧問の先生方にも人数の取りまとめなどでお手数をおかけ致しましたし、さらに朝霞高校のA先生、F先生、草加南のT先生、坂戸高校のS先生にはご来場までいただきまして、本当にありがとうございました。皆さまからいただいたアンケートは本番直前、りゅーとぴあの楽屋で読ませて頂きました。

中央と関東では計時のタイミングが違うのですが、中央のタイミングに揃えてお話しすると、中央では57分10秒、関東では59分24秒と試演会で出ていたタイムとほぼ同じ程度での上演ができました。中央の時に些か早すぎた科白も今回は聞き取りやすかったのではないかと思います。これも皆さんに観て頂いた試演会が功を奏し、落ち着いて公演に臨めたからだと思います。ありがとうございました。

続きまして、彩の国さいたま芸術劇場の皆さま。5年ぶりに訪れても変わることのない熱心さで中央発表会の上演を支えてくださっていました。今回は特に照明のTさんにお世話になりました。勢い80にもなってしまった照明Cueとエリアを区切るためにどうしても専用の照明になってしまうところを全て実現してくださいました。そして、そのデータを提供していただき、関東研究大会でもスムーズな仕込みを行うことができました。立込でドタバタしてしまったリハーサルを立て直すことができたのは、照明のデータがしっかりしていたからだと思います。本当にありがとうございました。

また、関東研究大会の前後にTさんが仰ってくださった『大ホールであんなに笑いが起きたことはない』というお言葉や舞台監督のMさんのお言葉(ここで書くと角が立つので控えますが)は関東研究大会に向けて大きな支えとなりました。ありがとうございました。

続きまして、三芳町生涯学習課長のIさんを始めとする三芳町の皆さまとコピスみよし高校演劇フェスティバルの総合舞台監督Mさん。中央のご報告に伺った際にも、とても喜んでくださり、今回はわざわざ新潟まで応援に来てくださいました。

Iさんの発案で始まり、15周年を迎えたコピスみよし高校演劇フェスティバル。僕はこのフェスティバルに顧問1年目から学校を移り変わりつつ、ずっと参加していて、10作品を上演させて頂きました。そういうことからもコピスに育てて頂いたというのは大袈裟な表現ではないと思いますし、コピスで培ってきたお客さまを楽しませようという精神が中央発表会、関東研究大会での終演後のどよめきに繋がっていったのだと思います。

コピスみよしが目指していた、それぞれの学校の個性を認め、お客さんに楽しんでいただこうとする精神が、とうとう全国に届く学校を育てたのです。町には高校がないにも関わらず、その機会を与えてくださり、守り、育んでくださったIさんが現役でいらっしゃる間にそれが実現できたことは嬉しいことでした。ありがとうございました。また、これからもよろしくお願いいたします。

続きまして、坂戸高校のSさん。今回は試演会にもお越し頂き、ビックリしました。後ほど頂いたメールはいつものSさんらしく、とても鋭いものでした。タイミングがタイミングだったので活かせたことと、そうでなかったものがありますが、延長戦となったので、アドバイスを次の機会に行かしていきたいと思います。

Sさんは僕が初任校である前任校で演劇部の顧問なった時、最初の年の秋から演劇部を任せてくださいました。もちろん、これが僕の演劇部顧問生活のはじまりです。Sさんに言えば、いつものように『サッカー部が・・・』とかと仰るでしょうが、今の坂戸高校さんの活躍を見れば『任せてくれた』という表現が正しいことは明らかだと思います。

僕が今のような路線の芝居を作っていることには色々と思うところがあると思っていますが、こういった機会に試演会に足を運んだり、色々とご意見をくださることには、とても感謝しています。考えてみれば今回の全国行きの顧問の組み合わせはS先生に演劇部を譲られた経験があることが共通点ですね。不思議なご縁ですが、これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。

続きまして、ainurさん。お役目とはいえ、1週間に20本近い作品の観劇、お疲れさまでございました。お立場もありますのであまり書きませんが、今回も差し入れありがとうございました。部員たちはたいそう喜んでおりました。今回は宿泊先もご一緒だったので、朝からainurさんのお顔を見られて、生徒たちは安心したようでもありました。色々とありがとうございました。さて、先日のご挨拶回り第2ラウンドもそうでしたが、これからはますます立ち回り方が難しくなりそうな気がしています。しかし、取りあえずは4月に仙台の打合会でも顧問研修会があるようなので、頑張りたいと思います。

続きまして、yassallさん。今回も試演会に壮行会に、ありがとうございました。また、20mの巻き尺も色々なところで活躍しました。ありがとうございます。yassallさんについては『やっぱり鋭いなぁ・・・』と感じたことを1つ。yassallさんがブログに書いてくださった試演会の感想の中で、

『部員たちに観客を目前にしての演技になれさせるためと、科白を出すスピードの最終調整ということらしいが、新潟まで行けない人たちのためのあいさつも兼ねているのだろうと推察している』悠々緩緩 月見で一杯 2016年 12月 20日

と書かれていましたが、もちろんその通り。公演ポストカードを公演名を見て頂ければお分かりいただけるとおり、試演会は『ThanksGiving Performance』としてあります。直訳すれば『感謝祭公演』。日頃、ご一緒させて頂いてる皆さまへの感謝の思いを込めた公演でした。また、春・コピスと忙しくなる日程が近づいて来ます。お時間の許す限り、公演に足をお運び頂いて、鋭い感想をお聞かせいただけたらと思います。ありがとうございました。

続きまして、坂戸の小父さん。まずは5年前に引き続き、遠路はるばる新潟までお越し頂いてありがとうございました。natsuさんと共に何よりも心強い応援団でした。何度でも書きますが、10年前の12月。筑波大坂戸が関東大会に進んだ時、坂戸の小父さんはりゅーとぴあの出場校打ち合わせ会に連れて行ってくださいました。その経緯を坂戸の小父さんは覚えているかどうか分かりませんが、ここは備忘録でもあるので書いておきたいと思います。

僕が演劇部顧問になった最初の年は埼玉県で関東研究大会が開催されました。しかし、埼玉の関東研究大会はほぼ中央発表会と同じ仕様で行われるので、他県の高校さんがいらっしゃる以外はあまり中央発表会の印象と変わりません。次の年、『濃縮還元〜彼女はなぜ化粧をするのか〜』で筑波大坂戸が新潟での関東研究大会へ進んだ時、坂戸の小父さんは打ち合わせ会に一緒に行かないかと誘ってくださいました。理由は『そのうち出ることになんだから、他県の関東研究大会の様子を知っておいた方が良い』ということでした。たぶん、最初に出場した関東研究大会が他県開催で苦労した経験があったからだったのではないかと思っています。

その5年後、自分の学校が関東研究大会に出場することになった時、その時の見せて頂いたものがそのまま活かされました。まさかの同じ新潟での関東研究大会に初出場。当時、色々な方から『いきなり新潟の大会じゃ大変だねぇ』と言われましたが、こういった経緯から、実はそれほど不安は感じていなかったというのが正直なところでした。

そして、そこからまた5年後、3度目の新潟会場。今回は会場に対する不安はほとんどなく、坂戸の小父さんに育んでもらったことを支えにしながら、舞台の体調不良など色々なことがありましたが落ち着いて乗り越えることができました。聞けば、埼玉県代表が埼玉会場以外で全国に推薦されるのは12年ぶりらしいです。これも先回り、先回りして、色々な景色を見せてくれていた坂戸の小父さんのおかげだと思います。また、今回は何より僕が顧問になってからは埼玉県では坂戸の小父さんしか獲っていなかった関東での創作脚本賞に続けたことがとても嬉しく、全く作風は違うので分かりづらいかもしれませんが、ちゃんと後ろに続いて歩んでこられたのだなと嬉しくなりました。色々とありがとうござました。これからもよろしくお願いいたします。

最後にnatsuさん。今回も試演会、壮行会、それから5年前に引き続き、新潟にもお越しくださいまして、ありがとうございました。心残りといえば新潟の宴に参加できなかったことかなと思いますが、ホテルのロビーでの新潟の夜の一時もなかなか不思議で楽しい時間だったように思います。思えば僕が最初に演劇部を持った時に同じ西部A地区にいたことがご縁で、コピスみよしなどでご一緒させて頂いてきて、ご退職されてからも地区・コピスの後見人的役割でいつも暖かく見守って頂いていることにまずは感謝を申し上げます。

さて、割りと短い間隔で回ってきてしまったので、書こうかどうか迷いましたが、もう二度とない機会かも知れないので、この機会に書いておこうと思います。

僕がnatsuさんと知り合った頃はもう既に飲み会好きの小父さんという雰囲気で、西部B地区時代を知る人からの聞くエピソードとは結びつかない雰囲気でした。しかしながら、漏れ伝え聞く所沢高校時代のnatsuさんのまま、西部A地区にいたらば、僕と先生の関係も随分と違っていたでしょうし、僕の高校演劇に対するスタンスも随分と異なっていたのではないかと思います。もちろん、何が正しくて、何が正しくないということはないと思いますが、コンクールが中心になりがちになる高校演劇の世界で、早い段階でコンクール離れができたのは、西部A地区の雰囲気やコピスみよしの存在が大きく、僕のようなタイプの顧問にはそれが良かったのではないかと思います。

・・・とはいえ、口幅ったい言い方になりますが、natsuさんや坂戸の小父さんが身近な存在として、これだけ応援してくださっていることもあって、『いつかは関東に』とか『いつかは全国に』と漠然とは頭の片隅にはありました。一方で、自分の作品の傾向が高校演劇のコンクール向きでないことも良くわかっています。どうしたものかと考えた時期もありましたが、5年前に関東に出てからは、自分が目指す方向で突き詰めるしかないなと取り組んできました。その間、秋にはその在り方を全否定されるようなことが続きました。それでも、natsuさんやyassallさん、M小父さんなどは良い時は良い、悪い時は悪いと演目に対する先入観なく、作品の表現しようとするところを分かろうとしてくださいました。もし、それがなかったら、さすがに4年間も耐えることはできなかったと思います。

今年度、コピスの出演4校が大いに中央発表会の客席を沸かしたこと。ウチが関東研究大会へ進み、ウチの芝居の良い時の特徴である幕切り後の黄色い歓声が、関東の客席でも起こったこと。その結果として全国へと進むことになったこと。いずれの出来事もnatsuさんが行き着いた高校演劇のあるべき姿が、ぐるりと巡ってコンクールでも評価されたのだと思います。

natsuさんは良く『君は若いんだから、焦る必要はない』と仰ってくださいますが、僕としては初めて全国に行く時には客席にnatsuさんが座っていて欲しいと思っていました。最近、体調が優れないことも増えていると聞くにつれ、何とか早めにとも思ってもいました。なので、今年は中央に推薦されたところから、次の機会はないという気持ちで地味に関東を目指していました。その目論見は中央直前にキャスト変更をせざる終えなくなったところで一端頓挫しますが、関東に推薦されたところからは地味に全国を。幸い、今の部長は全国に興味を持っていてくれたので、僕の直しがキツくなっていくのにも良く耐えてくれ、部員をフォローしてくれていたので、そういう意味でも上手くかみ合ったところがありました。

そうして開かれた全国への扉。仙台は少し遠いですが、暖かい(暑い?)季節です。卒業する部員もいるため、もちろん、一筋縄ではいきません。でも、また頑張ります。4月の頭には上演順も決まるようなので、8月に向けて体調を整えておいてください。よろしくお願いいたします。

・・・と、また長くなってしまいましたが、御礼は巡りの良い時にする方が良いと思っているので、この機会に乗じておきます。さて、ここからは僕にとっても初めての出来事の連続になっていくことと思います。でも、ここまで来たら貫くしかありません。きちんと積み重ねていけば、きっと全国のお客さまに楽しんでいただけると思うので・・・たぶん(~o~)

為せば成る、為さねば成らぬ。成る業を成らぬと捨てつる人の儚さ。

為せば成る、為さねば成らぬ、何事も。成らぬは人の為さぬなりけり。

全国に向けて頑張ります。

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