※5年前にどんな準備をしていたかの記憶がほとんど無くって困っているので、メモを残しておこうと思います。
11/7(月)
脚本の打ち直しを始める。出入りが変わったり、科白が無くなったり、増えたりしているので行がズレる。すると書き込んであるCueが微妙にズレていくので、少しずつ直しながら進める。途中、手芸屋さんに伯爵を太らせるための綿を買いに行き、試作品を作ってみるが、綿の位置を固定するのが難しそう。照明担当の先生から劇場スタッフさんからの問い合わせのメールが転送されてきた。やっぱり、イメージがちゃんと伝わっていなかったらしい。照明のCueの確認がリハーサルの最重要課題なので、イメージが伝わるようにお返事を書く。
放課後、1場から9場までの直し。地区で散々指摘された音楽(←根に持つタイプ)は一部見直して、オープニングは『My Fair Lady』の『Just You Wait』に。今日、素晴らしかったことは代役になった部員が科白を全部入れてきていたこと。もちろん、まだ科白にはなっていないが、科白が入っていれば何とかなる。代役になったからといって甘くしては本末転倒なので、最後の直しと思って細かくダメを出していく。
11/8(火)
長い空き時間にはパンチを引っ張り出してきて、山台の天板サイズに切り出し、。山台に養生テープとパンチを貼るための両面テープを貼ったり。短い空き時間には脚本の打ち直しを進める。
放課後、10場から19場までの直し。中盤は次第に加速していくので、時折タイミングで科白を出しがちになるので、怪しいところは繰り返してチェック。とにかく宙に浮いている科白を無くすように直す。
11/9(水)
前日の部活終わりに大道具をペンキが塗れるように準備しておいてもらったので、昨日配信の『だれ?らじ』を聞きつつ、側面のベニアと、山台の仕込み扉を開けたときに見える骨組みの木を黒く塗る。特に側面が開く扉からはかなりの広範囲が見えるため、塗るのに時間がかかった。進行係の先生から状況確認のメールが届いたので、とりあえずの状況をまとめてご報告。
放課後、20場からラストまでの直し。地区で散々指摘された音楽(←根に持つタイプ)はメイン・ペアの場面は『Wicked』の『For Good』、セカンド・ペアの場面は『Dirty Rotten Scandals』の『The Reckoning』とウチの上演では定番の曲に変更。
後半はそれぞれの目的をハッキリさせて、それぞれのペアの気持ちの変化を丁寧に表現しつつ、コメディの盛り上がりを付けねばならないのだけれど、どうしても練習不足感が否めない。
11/10(木)
審査用脚本がようやく完成したので、製本テープとレターパックを買いに行き、製本をして発送。しかしながら、製本テープの張り方はいつになったら上手くなるのだろうか。昨日の稽古で『The Reckoning』の尺が足りないことがわかったので、編集して1分ほど長くなるように編集する。
放課後はこの3日間の直しを受けての自主稽古。
11/11(金)
山台の天板にパンチカーペットを貼っていく。使用しているのは5年前に『I Got Rhythm!』で使ったものと、今年のコピス『Angel in Broadway!』でバーカウンター側に使ったパンチ。近くで観ると少し色あせ方に違いがあるが、たぶん照明が当たって遠くからだったら気にならないと信じることにする。
放課後、やっと秋季発表会後、初通し。問題は山積だが、とりあえず通った。時間は61分15秒。夏から練習している場面と、秋季後に書き直した部分と、代役の場面で差が歴然。さて、ここから何処まで直せるか(-_-;)
11/12(土)
学校説明会の日の朝、今日から応援の音響スタッフが来てくれるので、音が出せるようにアンプとミキサー、サンプラーをつなぎ、音が出せるように準備をする。
午前中、学校説明会で入試についての説明をしている間、自主稽古の時間。午後一で一本通すと時間は60分25秒まで縮む。その後、音響担当とともにCueの確認をしつつ、通しを受けた直しを入れる。最後まで終わったところでもう一回通し。60分31秒、ちょっと伸びた。
11/13(日)
朝、生徒が来る前に舞台に貼るパンチカーペットのサイズを採寸。
午前中、昨日を振り替えっての自主稽古。その間に藍色のパンチを必要なサイズに測って、切り始める。これは今年のコピスの伝道所側に敷いていたパンチカーペットの再利用品と新しく買い足したもの。新しいパンチが前寄りになるように切り分けていきます。
午後は1回通した後、照明担当とともに照明Cueの確認をしていく。科白や動きに合わせるきっかけがたくさんあるので、大変。その後、1回通してみる。今日のタイムは60分15秒と60分10秒。少し流れができてきたような気がするが、まだ通す回ごとのムラが目立つ。
11/14(月)
午前中、カットしたパンチの裏にマジックテープを貼っていく。このマジックテープで劇場に敷かれるパンチカーペットに藍色パンチを固定するため。本番の上演時間にあわせて11時50分から1回通してみる。61分オーバー。普段、午後上演が多いのでやっぱり少し身体が起きていない感じ。昼を挟んで、午後は出入りのタイミングだけ少し直しを入れて、もう一回通し。今度は59分08秒とまずまず。今日はもう一度通す予定だったが、良いタイムが出たので、今日はここで切り上げることに。
11/15(火)
いよいよ小屋入り前最後の日。しかし、今日もペンキ塗り。昨日の通しの時に気になった山台の内側で、仕掛け扉が開いたら見える部分を追加で塗り直し。山台のサイズを大きくしたことで、見える範囲が意外と広がっていました。
放課後は衣装・メイクをしての小屋入り前、最後の日の稽古。代役稽古が始まって10日と考えれば、この期間でできることの精一杯といったところかなと思う。