『Rhapsody in Blue!』設定

紆余曲折していた卒業公演のプロットが大体、まとまりました。

卒業公演の演目は1年前ぐらいから卒業する部員と相談し始めます。だいたいどんな路線の作品が良いかというのを少しずつ詰めていくのですが、部員の数が増減したり(主には減るのですが・・・)、卒業する10期生の進路の決定具合によって、最後の詰めは12月ぐらいになります。

今年も一度はシェイクスピアの『十二夜』ということになったのですが、諸般の事情により演目変更に。クリスマス公演と平行しながら、卒業公演の内容をどうしようかと話し合っておりました。

10期生たちの希望としては明るい話を、とのこと。このところ、卒業公演はそういう作品が続いています。昨年の『The Inheritors』は詐欺師が腕を競うお話。一昨年の『Love & Chance!』は貴族の子息・令嬢が身分を偽り相手の様子を探る作品。いずれも「最後は楽しい話を!」との希望で生まれた作品。部員たちも、たぶんそちら系の脚本の方が出来が良いことを分かっているのだと思います。

ということで、10期生達からのリクエストは『A Midair Knight’s Dream』(2008)のようなドタバタ劇。この作品は高校演劇の関係者からの評判はすこぶる悪かった(←根に持つタイプ( ̄^ ̄))けれど、北千住で上演した時にはお手伝いの学生さんたちの評判は良く、この作品を契機に自主公演の観客数が増加に転じた記念すべき作品です。思えば今に続く大衆演劇的なエンタテインメント路線はこの時から始まったわけです。

手法としては昨年の『Ernest!』のパターンなのですが、最近は終わりを無事着地することを気にしすぎている感じもあります。そこで今回は、ただただ通り過ぎていくだけの、見終わった後に楽しかったことしか残らないタイプの作品を目指して、華やかに卒業公演を終えられることを目指します。

よって、10期生の卒業公演は、

『Rhapsody in Blue!』作/稲葉智己

時代は1903年春。
場所はアメリカはニューヨークのブロードウェイ。
クマのぬいぐるみ巡って渦巻く陰謀の数々・・・
敵が策謀を巡らす間、兄弟は言い争い、詐欺師が密かに忍び寄る。
果たして、最後に笑うのは一体、誰か?
10期生の卒業公演はストレート・スラップスティック・コメディー!!!

・・・ということに決定いたしました。

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