『第13回高校演劇フェスティバル』会場下見

毎年6月に埼玉県三芳町のコピスみよし(三芳町文化会館)で開催されている高校生による演劇フェスティバル。今年で13回を迎えるイベントです。

誤解を恐れず言えば(すでに色々な場面で言っているので構わないと思いますが・・・)、この10年で色々な発表会に参加してきましたが、僕にとって1年間の活動の中で一番楽しく、一番大切な発表会がこの『高校演劇フェスティバル』です(^∀^)ノ

正式名称は『コピスみよし2014 第13回高校演劇フェスティバル』。毎年、東武東上線沿線の高校を中心にしながら、広く意欲ある舞台作りをしている高校を捜して上演校を募り、合同発表会を開催しています。もちろん、今年は上演順に川越西・東京農大三・星野・坂戸・筑波大坂戸・新座柳瀬が上演しますが、毎年出演校を選考していますのです、来年はまた違う顔ぶれになっていくと思います。

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※出演校打合会の様子

今日はその出演校打合会兼会場下見がありました。ホールを貸し切った状態でスタッフの方から舞台機構について、音響・照明のシステムについての説明を受け、短時間ですが舞台上で声出しやシーン練習をすることができます。そして、今日の見学で得た知識を元に約2週間後のヒアリングに向けて、装置プランや照明プラン、音響プランを立てていくことができます。

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※会場下見の様子

そして、この演劇フェスティバルの特徴は会館のスタッフの皆様と一緒に創りあげていくという点にあります。単に会館を借りての公演というのではないのです。会館のスタッフさんはその豊富な経験や技術に基づいて各校の上演がよりよいものになるようにと親身になって助言をしてくださいます。ヒアリングでプランが大胆に変わることは多々。私たちが示したものよりも良い方法があれば、大胆に提案してくださり、ヒアリングが技術講習会のようになり、次の打ち合わせまでにプランを練り直すこともあります。

このようなことは舞台面・制作面を問わずあらゆる面で起こります。とにかく、少しでも良いフェスティバルになるように力を惜しまず取り組んで頂き、『こうしたい』と相談するとイメージしていた以上の完成度で実現できることが多々。まぁ、『できない』と言われることはまず無い。合同公演では通常あり得ないようなリクエストも叶えてくれる、上演する側からすると夢のような空間です。

だからこそ、今後も続けていけるように、まずは今年のフェスティバルが昨年にも増して盛会のうちに終われるように努めなければなりません。そして、また来年に向けて元気のある高校を迎えられるようにしていきたいと思います。

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