※何となく思い出作りだと思って、メモを残しておこうと思います。
6/15(木)
朝から2時間の授業の後、授業の合間を縫って大道具のキャスターの取り付け作業の続き。壮行会に持って行かなかった山大を中心に取付作業と動作確認を。続けて、パンフレット原稿をプリントアウトし、印刷。表紙・裏表紙・挨拶文・協力校・上演記録など全体に関わる部分はウチで印刷して持って行くので、印刷機を回すわけだけれど、1ページにつき900回、印刷機を回すのでそれなりに時間がかかる。また、写真などがあるとゆっくりと印刷しないと裏移りが激しくなるため、あまり早く印刷ができない。印刷機を回しながら、別の作業をして、また戻って紙を足してなど、色々パタパタする。そう言えば、表紙用の厚紙が届いていない。
放課後、さすがに通し稽古をしなければならないので通し稽古。しかし、テンポ感がなく、あまりにヒドいので途中で止めて、やり直し。役が変わっていない面々の動きが動機を忘れた段取りになっている部分が多すぎる。さすがに1年近く同じ作品に取り組んだことはなかったこともあり、新鮮みにかけて来ているのだろうが、そんなことは言っていられない。時間は62分30秒と少し。通しが終わったところで、この数日で改善できそうなことだけ・・・と言っても、そこそこの量のダメを出す。上級生は基本的な技能は伸びているのに、この作品の役を演じるのが下手になっている。難しいところ。新キャストは感情があふれ出して科白が崩れる問題と科白はクリアだが感情が乗らない問題が混在。なかなか難しい。
帰宅後、メールをチェックすると関東事務局長先生から不穏なメール。とりあえず、お返事してみると、やはり不穏なお返事が。電話をしてみると、どうもトラブル源はウチではないかという感じが伝わってくる。照明関係のことなのだけれど、ダメならとっくにダメだと連絡があると思っていたので、ヒヤリングから2ヶ月経ってから問題になるのかと(>_<。)
しかし、準備は万端に整えねばと、劇場のスタッフさんに連絡し、日取りの調整に入る。ことの成り行きがどうなるかは分からないけれど、しっかり備えようと思う。
6/16(金)
朝、メールをチェックすると関東事務局長先生から電話で話した内容をメモにして送ってほしいとの連絡が来ていたので、バーッと打ってメールで送信。また、やらかしてしまってくるらしい(+_+)
搬出の日。授業の合間を縫って朝から印刷機を回す。表紙用の紙がまだ届いていないので朝一番で文房具屋さんに電話をすると今日配達とのこと。危ない(‥;) 用紙が届いてから表紙の印刷を。印刷が終わったものをパッケージングしたり、この日も授業の合間にパタパタ、パタパタしている。
そんな印刷中に宮城の代表委員先生から、お電話が。内容は関東事務局長先生からの件と同様。あの日、あの混乱の中で情報共有が上手くいかなかったのは仕方ないのに、結果として、またご迷惑をおかけしてしまって心苦しい。大会が終わったら、しっかりとお礼を伝えねばと思う。いや、「僕で出来ることがあれば」レベルの感謝を伝えねば。しかし、情勢は不透明なよう。心配は募ります。
他方、照明のスタッフさんからは1CLに仮設するバトンの重量オーバーを伝えるメールが。ウチの明かりを床置きにしたいとのメールが。当てて頂ければ置き方なんて贅沢を言うつもりは毛頭無いので、お任せしますとお返事。こういったところからも宮城県の皆さんが本気になって上演を支えようとしてくださっていることが伝わってきます。ありがたい(;_;)
放課後の通し稽古を始めるが残念ながら見るに堪えず、丁度半分ぐらいのところで打ち切り、大説教に突入。昨日よりもテンポが悪く科白が早い。コピス前、装置がある状態で稽古の出来る最後の飛騨というのに、どうも気の抜けた様子が見られる。科白を言いたいように言ってしまえば、全体のバランスを崩してしまうというのに。
6/17(土)
コピスみよし高校演劇フェスティバルのリハーサルの日。
朝早く、宮城の代表委員先生からメールが届く。とりあえず、「ご安心ください」とのこと。全国事務局相手にご無理をされたんじゃないかと心配になる。すぐにお返事を書き、送る。
9時前にコピスへ。朝の打ち合わせを終えると、まずは全校の大道具の搬入。いつもお願いしている運送屋さんなので、演劇の大道具にも慣れてくださっているので、手際よく搬入完了。
例年、最後の上演なのだけれど、今回は午後一にさせて頂いた関係でリハーサルが午前中になったので、いつもとは勝手の違うスケジュールで戸惑う。リハーサルの開始を待っていると宮城の代表委員先生からお電話。ことの詳細を伺うと結果としては、当初予定していた方法とは少し異なるものの、ほぼその通りにできそうだということ。もう、宮城の代表委員先生に何か頼まれたら断ることはできないだろう、感謝しかない。
その後のリハーサルは淡々と終了。この演目自体は3月にもコピスで上演しているので、いつものようにパタパタはしなかった。音響と照明のオペが1年生だったので、緞帳の上げ下げなどを中心にリハーサルして、時間に余裕を持って終了しました。
昼を挟んで、キャストはコピスの廊下の片隅で科白の確認。その間にスタッフの生徒と照明や音響のきっかけを再確認。そうこうしているとロビーの階段では階段パフォーマンスのリハーサルが始まり、時同じくして坂戸の小父さんも登場。なんとなく高校演劇フェスティバルっぽくなってくる。その後は、ミニホールでの通し稽古。昨日に比べれば、改善の傾向にあるがイマイチ。段取り的なことで直せそうなところを幾つか返して稽古。朝西さんがミニホールを使わないと言うことで、少しだけ延長して新キャストに対して、また懇々と話を。
ミニホールでの稽古を終えて、部員は帰宅。リハーサルは19時50分までなので、そこまで待って帰路に。
6/18(日)
コピスみよし高校演劇フェスティバルの日。朝から曇天、夕方は雨らしい。
9時にコピスが開館するとロビーでは生徒を集めて、制作関係の説明が始まります。制作関係は星野高校の先生方と会館のTさんが中心となってくださっています。同時に舞台では照明や音響の確認、影アナウンスの練習など、東京農大三のりゅう先輩が中心となってしてくださいます。僕は当日券の準備と釣り銭の確認などをしたり、色々とご挨拶をしたりとパタパタ。上演は午後一なので、部員は楽屋に入れて、メイクなど、とりあえず事前に出来る支度を。
今年は朝からなかなかの盛況ぶりで、開会式の段階から客席の半分以上が埋まっていました。さすがに第16回ともなると、この時期のイベントとしての定着してきているのかも知れません。
10時20分からミニホールで最後の通し稽古。昨日、指摘した段取りについては軒並み直っている気がする。しかし、まだまだ場面の切替に不要な間がたくさん。しかし、この通しで中間テスト後、3回目。新キャストになってから4回目と考えれば致し方ない。どうしても気になった科白の言い回しだけ直して、支度に戻る。
12時30分過ぎに朝霞さんの上演が終わり、立て込み。装置を置いて、パンチを敷いて・・・ 全国では立込・撤収に時間制限があるため、りゅう先輩が気を利かせて時間を計っていてくださった。16分。全く練習をしていない段階の時間としては良いところだろうか。立込が終わったら、キャストは衣装に着替え、スタッフはオペの場所へ。ロビーの階段では筑波大坂戸による階段パフォーマンスが行われている中、ガムテープでパンチの細かなゴミを地道に取る。
13時30分、定刻で開演。有り難いことに多くのお客さまにご来場頂くことができました。中央部屋の照明が暗かったせいか、最初の掴みを掴み損ねたので立ち上がりが少し重かったかも知れませんが、中盤以降はなんとか盛り返して、なんとか楽しんでいただけたようでホッとしつつも、上演を観ていると課題山積。しかしまぁ、1年生を含めた新キャストで大きく止まることもなく上演を終えられたことは良かったと思います。
終演後、撤収はあっという間。その後、全ての学校の上演が終わったらすぐに搬出が始まるため、各校の幕間ごとに舞台袖に行き、大道具を少しずつバラす。全ての上演が終わったのが18時30分。そこから搬出が始まりますが、外はすっかり雨降り。しかし、今年は例年に比べて撤収が早く、20時前には生徒も含めて会場を後にすることができた。
その後、いつものお店でスタッフさんの慰労会。顧問の出席者が少なくて残念。まぁ、次の日は月曜日ですから無理は言えません。22時ぐらいまで色々とお話をさせて頂いた。
家に帰り、反省会用にビデオとパソコンに取り込んで、トリミングだけして、ディスクに書き込み。