(この記事はいずれ2015年9月26日 @ 23:15に移動します)
『なんばグランド花月』の公演が終わると18時。ここまで新幹線の中で食べたカツサンドのみだったので、劇場の1階にある『千とせ』で食事。大阪の料理の話でよく話に聞く『肉吸い』と『小玉(卵かけ御飯)』を注文。肉うどんのうどん抜きという『肉吸い』はしっかりと出汁の利いた関西風のスープがとてもおいしい。
ここで食事をしながら、ふと通天閣に行ってみたいと思い立つ。大阪の観光はあまりしたことがないので、ここから近くのグリコやかに道楽の看板にも興味があるのだけれど、ここはやっぱり通天閣を観てみたい。行き方を検索すると、花月の最寄り駅からは電車で1駅ほどとわかる。まだ、18時過ぎだし、行ってみよう。
『なんばグランド花月』を出発して、地下鉄堺筋線の日本橋駅へ。そこから『天下茶屋駅行き』に乗り、恵美須町駅で下車。地下から出口に上がってみると、正面にドーンと通天閣がそびえ立つ。近いからか、とても存在感がある。
現在の通天閣は2代目で1956年に完成。高さは避雷針込みで103m、塔の高さは100m。設計者は内藤多仲、他に名古屋テレビ塔、東京タワーなどを設計している。名称は『天に通じる高い建物』という意味らしい。
何故か一度、地下へと降りる階段を降りて、展望台への入口に入ってみると19時近くにも関わらず結構な行列。入場料は大人700円。最初のエレベータに乗るまで10分ぐらい、2階に上がって次の展望台に上がるエレベータに乗るまでまた10分ぐらい。
やっとの思いで展望台に上がってみると天王寺が近いこともあって、あべのハルカスがバッチリと見える。夜景は綺麗だが、あべのハルカスのせいか、高さはあまり感じない。クルリと回ってビリケンさんにも会えましたが、振り返ってみると、通天閣のピークは外観だったかなと思います。また、昼間に来ると雰囲気も違うのかなと思う(-ω-)
通天閣を後にして、地下鉄堺筋線の恵美須町駅に戻り、階段を降りる前にふと左手を見ると路面電車らしき姿が。近づいてみると路面電車だ。スマホで調べてみると阪堺電車なるものらしい。乗ってみたいと思ったのだけれど、行き先掲示は『あびこ道行き』とある。そこは一体、どの辺りなのだ? 乗り換えられる路線は何だ? イマイチどこに行くのかが分からない。19時半も過ぎているし、深追いは禁物と思い、堺筋線に戻ることにした。阪堺電車は次回への宿題にしよう。
堺筋線へと戻り、今夜の宿である『ホテル阪急エキスポパーク』へ。来た電車は『高槻市行き』。境筋線は阪急京都線に乗り入れているので、これで阪急の高槻市駅まで行ける。その途中の南茨木駅でモノレールに乗り換えれば最寄りの万博記念公園駅に着く。
しかし、どうせ明日は南茨木駅経由で京都へ出るので、今日は千里側からホテルに向かおうと淡路駅で阪急千里線の『北千里行き』に乗り換えて、山田駅へ。
山田駅でモノレールへと乗り換えるのだが、『ホテル阪急エキスポパーク』を調べてみるとホテルの周辺にコンビニも何もないとの不評の嵐。そこで、この乗り換え途中にあったDew阪急山田に入っているスーパーとパン屋さんで飲み物と夜食用のパンを購入。モノレールの山田駅から『門真市行き』に乗車し、隣駅の万博記念公園駅で下車。大きな駅だけれど20時過ぎで人もまばらだ。
改札を出ると真っ暗だが、改札の向こう正面に『HOTEL HANKYU EXPO PARK』のネオンが見える。改札を出て、どちらに進もうかと思うが、巨大な駐車場を左手に回り込んでホテルの方に。本当に何にもないなぁとキョロキョロとしていると、背後に光る二つのライト。
あれは、太陽の塔だ(*^ω^*)/
そうです。この大阪市街から離れた吹田市千里に宿を取ったのは、この太陽の塔を見たいと思ったからです。とうとう太陽の塔に遭遇、そして夜でも目が光るんだと思いつつ、ホテルにチェックイン。こんな感じの初日でした。