(この記事はいずれ2015年9月21日 @ 23:45に移動します)
いよいよ宝塚遠征が近づいて来ました。愛希れいかさんのランチショーの帰り道、JR新宿駅で宝塚までの乗車券と新幹線の指定席券を買おうとみどりの窓口へ。
最初、ホテルと公演チケットを予約した時には飛行機で行こうかなと考えました。まだ、随分と時期が早かったので、早割で随分と割安だったからです。しかし、せっかくの久しぶりの旅行なら、新幹線にしようかなと思い直しました。
新幹線にするとなると、新宿に沢山ある金券ショップで新幹線の回数券を購入するのがお得です。東京都区内から大阪市内の乗車券と新幹線の指定席がついて13,500円前後。ちなみにウチから宝塚を目指した場合、荻窪駅(東京都区内)から塚本(大阪市内)となり、運賃と新幹線指定席券をあわせた金額は14,450円となる。だから、1000円前後のお得となります。
しかし、実はウチから宝塚に向かうと地元の西武線の駅からJR国分寺駅に出ることになるのですが、この国分寺駅から宝塚駅までの距離は613.3キロ。東京から大阪に出るだけだと大体、500キロ台だけれど、兵庫に出ると少し601キロを越えます。この『601キロ』がポイントで、鉄道旅に詳しい方には常識でしょうが、601キロを越えると『往復割引』の対象となります。
旅客営業規則
(往復割引普通乗車券の発売)
第32条 旅客が、片道営業キロが600キロメートルを超える区間を往復乗車する場合は、往復の割引普通乗車券を発売する。
実際には601キロを越えると乗車券は1割引になります。つまり、
国分寺→宝塚間 9,610円 × 90% = 8,649円 → 8,,640円(端数切り捨て)
これに新幹線の指定席券の分が乗っかると、
国分寺→宝塚間 8,640円 + 新幹線指定席 5,700円 = 14,340円
となります。
これに対して新幹線回数券を購入した場合、荻窪駅(東京都区内)から塚本(大阪市内)以外の乗車券が必要になります。
国分寺→荻窪間 216円 + 塚本→宝塚間 330円 + 新幹線回数券 13,500円= 14,046円
こうなると普通に買った場合とは約300円差。このくらいなら許容範囲かな。しかし、さらにJRの運賃は複雑で、新幹線の指定席券は繁忙期に200円加算、閑散期に200円引きというルールがあります。行きは土曜日なので普通料金、帰りは調べてみると閑散期であるよって、帰りは、
国分寺→宝塚間 8,640円 + 新幹線指定席 5,700円 – 閑散期割引 200円 = 14,140円
となる。帰りは約100円の差。行きと帰りで400円の差。乗り換えのタイミングなどを考えると、駅で精算しないで済む手数料と考えれば良いかなと考えました。
・・・ということで、往復の乗車券と行きの新幹線の切符を購入。
新幹線に乗るだけで、これだけ料金に違いがあるのだから、他の色々な切符を組み合わせる楽しみがあるのも分かるような気がします。