開演までの過ごし方

午前7時、大阪梅田に到着(^^)/ しかし、朝7時からすることはない。

・・・と思って、事前に下調べをして最初の行き先は決めておきました。まずはそこを目指します。

バスが着いたところから徒歩5分ぐらいで大阪駅前に。

201
 ※JR大阪駅。木曜日の朝だが、まだ人は疎らな様子。

しかし、乗るのはJRでは無くて、地下鉄。大阪駅を横目に、御堂筋線の梅田駅へ移動して、下り『なかもず』行きに乗車。写真を撮ろうかと思ったが完全に通勤電車なので止めました。乗ること3駅目の心斎橋駅で下車。

目的地は『清水湯』という銭湯。ネットでは『高速バスで朝早く着いたときに便利なところ』として紹介されていた。清水湯のWebページから印刷した地図によると、心斎橋の大丸の向い側あたりにあるらしいのだが見当たらない。写真を見るとファミリーマートの隣らしいので、iPhoneの地図を開きファミリーマートの印が表示されているところへ向かうが、見事違うファミリーマートだった。

朝の日差しが意外と強く、気温が上がってきて、うっすらと汗をかく。このまま見つからなかったら、汗を流すはずが汗だくになって宝塚へ行くことになる。それはイヤだと10分ぐらい迷って振り出しの地下鉄出口に戻る。

地図を確認するが探しているところは間違っていないような気がする。もう一回探してみるかと、ふと顔を上げると、

202

ビルとビルの間に案内の石柱が。どうやら、この路地を進めということらしい。すると、

203
 ※清水湯。朝5時半から深夜1時まで営業。

着いた(^-^) 隣は確かにファミリーマートだが、ここはiPhoneの地図には表示されていない。う~ん(~o~)

中に入ると普通の銭湯。受付で入浴料410円と貸しバスタオル100円、貸しタオル30円の計540円を支払う。時計を見ると7時40分すぎ。まずまず順調と言ったところ。朝早いからか、平日だからか、混んでないので湯船でもノビノビ。温泉には行かないし、近所の銭湯にも行かないので、大浴場的なもの数年ぶり。のんびりとバス旅の疲れを洗い流して、再び身支度を調える。

再び御堂筋線の心斎橋駅へ向かい、『中津』行きに乗車し梅田に戻る。普段は新幹線なので新大阪駅からJRで宝塚駅まで行くのだが、せっかく大阪梅田にいるのだから阪急電車で行こうと阪急梅田へ向かう。途中で朝ご飯をと思ったが、特に食べたいと思うお店がなかったので、そのまま阪急梅田へ。

阪急梅田駅は阪急電鉄のターミナル駅。京都本線・宝塚本線・神戸本線の起点となるため、ホームがたくさんある。

204
 ※阪急梅田駅のホーム。手前が宝塚本線の8000系、隣は京都本線の河原町行き。

こんな感じ。ターミナル駅って、なんか良いですよね。

さて、9時5分発の急行『宝塚』行きに乗車。電車に乗ると気づくことがいくつか。阪急電車の『女性専用車両』は終日らしいこと、『携帯電話電源OFF車両』があるらしいこと。そして昔から変わらないのは車内の中吊り広告に、

205
 ※阪急電鉄の車両には必ず次の大劇場演目の中吊り広告が釣られている。

・・・といった具合。昔、東京の宝塚の売店でB3サイズのポスターを見た時に「何に使うんだろう」と思ったものだが以前、阪急電車に乗って疑問が晴れた。これこそが電鉄会社の運営する劇団の証でもあるのだと思う。私鉄は乗降客数を増やすために球団を経営したり、遊園地を経営したりしている会社が多い。昔はその代表格が阪急だった。小林一三は宝塚に宝塚新温泉を建設して旅客誘致に励み、西宮北口駅に阪急西宮スタジアムを建設して阪急ブレーブスの本拠地とした。なんとなく、西武鉄道の沿線に住んでいるせいか、私鉄の努力を身近に感じずにはいられない。

さて、9時39分、宝塚駅着。

206
 ※阪急宝塚駅。宝塚本線と今津線が乗り入れる。隣にJR宝塚駅がある。

まだ、開場まで50分ぐらい。お腹が空いてきたので大劇場へ行く途中のロッテリアに。結局、フランチャイズのお店に入ってしまうのが悲しいところであるが、全国どこでも食べられるエビバーガーを注文。しかし、ここは宝塚だと感じるのは・・・

207
 ※ロッテリア宝塚花の道店の二階。まだ早い時間なので誰もいなかった。

こんな光景。次の大劇場公演と全国ツアーのポスターが飾られていた。1階にもカレンダーが飾られていたりする。ここに限らず駅から大劇場までのお店には大抵、宝塚の演目のポスターが飾られている。

観劇後の移動の予定を確認しつつ、食事をしていると10時20分ぐらいになり、お店を出て大劇場へ。ロッテリアから徒歩2、3分。

208
 ※宝塚大劇場前。観光地らしい看板。左手の胸像は小林一三翁。

こんな光景が。いつも、この看板を見ると地方の『観光地』なんだと印象づけられる。大劇場の建物が小洒落ているだけに、この垢抜けない看板とのコントラストが印象的なのかもしれない。

ここで右を向くと、

209
 ※宝塚大劇場。2つの劇場と複数のレストラン、売店、郵便局などの複合施設。

宝塚大劇場に到着。とはいえ、今回は大劇場の宙組公演『風と共に去りぬ』は観ない。それは11月に東京で観ます。今回の目的は併設されている中劇場・宝塚バウホールで上演されている専科星組公演『第二章』。

さて、もう開場時間です(^-^)v

2件のコメント

  1. これ、おもしろいねぇ。
    大阪とか都会を旅することは、わたしはもうないだろうと思うので。
    ちゃんと帰りまで書いてくださいね。楽しみにしていますよ。

    1. コメントありがとうございます。
      久しぶりの旅行なので、最後まで書いてみようと思います。
      お付き合いいただければ幸いです。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です