連休最終日。
今日は『コピスみよし 第12回高校演劇フェスティバル』の打合会に行ってきました。
今年で12回を迎える埼玉県三芳町で行われる高校演劇フェスティバル。毎年、5校~6校が出演し、切磋琢磨しながらよりよい作品を目指して上演に臨んでいます。
今日はその顔合わせを兼ねた打合会と会場下見がありました。
さて、このフェスティバルに参加している側から見るこのフェスティバルの魅力は、参加している人々がその立場を越えて、よりよいものにしていこうという気概を持って臨んでいることだと感じています。
今日の会場下見はその最たるものでした。4月の中旬頃にホールスタッフの方から会場下見の方法を変更したいというお話を頂きました。なので、その方法に変更して準備していたのですが、昨日の打ち合わせで更に変更したいというお話を頂き、ご提案の通り、実施して頂くことにしました。
そして、会場下見が始まったわけですが、これがもう素晴らしかった。
舞台装置の説明や尺貫法の説明を実際の装置を用いて説明してくださり、照明は一つ一つのバトンやシーリングから実際に光を当て、どう見えるかを事細かく説明してくださり、音響も設置されているスピーカーの位置による音の変化を説明してくださって、例年以上に熱の籠もった会場下見が展開されました。
もちろん、例年通りで済ませることもできるわけですが、より分かりやすくするための工夫を惜しまずに今回のようなご提案を頂ける。ホールスタッフさんにとっては上演する高校が1つ新しいことをするごとに手間が増えていくはずなのに、それを厭わず、もっと良い作品になるようにと会場施設の活用方法を教えてくださるわけです。その姿勢に感服するとともに、このフェスティバルを支えてくださっている会場の方々には感謝するばかりです。
その心意気に応えるには良い作品を作ると共に、会場をお客様で埋め尽くせるように頑張ること以外にはないと思います。
頑張らなくては!