(『いつの話だよっ!』とお思いでしょうが、備忘録なので・・・)
(この記事はいずれ2017年12月25日 @ 23:00に移動します)
12/22(金)
2学期の終業式の日。田中先生の稽古場訪問日なのですが、シルヴィアとルイーズ、音響のスタッフが発熱のため、お休み。リゼットも極めて具合が悪く、帰そうと思ったのですが、本人がアルルキャンとの言い合いの場面を観てもらわないと不安だということで、まずはリゼットが登場する場面をまとめて順番に見てもらうことに。さすがに田中先生の演出が始まって2週間も経とうかというところなので、役者たちはそれなりにその意図を理解し始めたようで、初日に比べれば随分と小劇場にはオーバーサイズの芝居を修正できつつあります。アルルキャンとリゼットの正体を明かし合う場面なども以前に比べると大袈裟な動きは減らしていますが、それはそれで面白い感じに仕上がっています。
やっぱり、少し抜いた科白を挟めるのは小さな劇場の良いところだなぁと感じます。やっぱり、それぞれの芝居にはその芝居にあった表現があり、何でもかんでも元気が良ければ良いというものでは無く、繊細な表現でこそ表現できるものがあるのです。会場の制約で良い芝居が評価されないのはつまらないことだし、会場を大きくしなければならないなら、音響を工夫するとかすべきだと改めて考えさせられました。
さて、リゼットの場面が終わったところで、リゼットは帰らせ、残りのメンバーで出来る場面を観てもらいますが、それほど出来る場面もない。ということでこの日は17時ぐらいに部活は終了。そして、日曜日は元々、休みの予定でしたが、思い切って土曜日も休みにすることにしました。火曜日に小屋入りすれば土曜日まで忙しいし、今回の公演は何が何でも穴を開けるわけにはいかないので体力温存を優先しました。
12/23(土)
部活は休み。でも、休みの日でないと落ち着いて印刷機などを回せないので、朝早めに学校に行って、販売用の上演脚本作り。今回の脚本は普通の演劇部の脚本の倍の60ページぐらいあるので50冊も作ると、かなりの分量になります。印刷して、ガチャ玉大でガチャガチャと留めて、トラックに詰めるように包装して本日終了。
12/24(日)
今回の公演のグリーティング・カードと部長の御礼カードが届いたので、とりあえずゲネプロで配布する分ぐらいを袋詰め。昼前から青山ねりもの協会の平澤萌花の出演する『ドアー』を蔵前まで観に行く。平澤が出演していなかったら絶対観に行かないタイプの不思議なお芝居。役者さん一人一人の個性が魅力的なお芝居だった。帰りに有楽町に寄って、買い逃していた宝塚のDVDを大量に買い込む。
12/25(月)
体調不良組は復活せず、取りあえずできるところだけ稽古。しかし、あまりできるところもないので道具や衣装の搬出準備。トラックも少し早めに来てもらって、搬出も早めに終了。後半の稽古が十分とは言えないまま………というか結局、新キャストになってから1回も通せていない中、小屋入りの日を迎えることとなりました(>_<。)