初審査終了

初審査の後半戦。先日の熊谷地区に引き続き、この週末に南部地区の秋季発表会へ行ってきました。会場は川口市の南平文化会館。本当は電車で行こうかなと思っていたのですが、駅から遠いし、昨日の夜に宝塚から帰ってきたばかりで、少し疲れてもいたのでクルマで行くことに。初日の土曜日は高速を使わずに1時間20分ほど、2日目の日曜日は1時間弱で到着できました。

南平文化会館はいわゆる一般的な多目的ホールのようです。客席は500席ぐらい、間口は袖幕から袖幕までで7間ぐらいで奥行きは4間ぐらいはありそう。演劇には少し広い会場かなという印象でした。

初日の9時半の開会行事で審査員紹介をして頂いたあと、9時40分から6校の上演を、2日目は9時40分から4校の上演を観劇させて頂きました。

南部地区の上演は既成作品が6本(セレクション・季刊4、ネット2)、創作作品が4本。熊谷地区の時と同様で連盟からは脚本の良し悪しには触れないようにと言われるのですが、事前に読んでみる芝居として仕上がるだろう作品は数本しかないことが分かります。それ以外の作品は脚本の無理をねじ伏せるような演出か役者がいないと難しいと思われました。

審査については、前回の熊谷地区と同じように、芸術総合高校のI先生と大きく異なることもなく、惜しいと思う点もほぼ一致して、直ぐに終了しました。結局、今回も本を読んだときに仕上がるだろうと思った作品の中から選ぶこととなりました。そう考えると、脚本選び・脚本作りは重要なのですが、それをどう伝えたら良いものかが難しいところです。

15時過ぎから講評が始まり、各校について10分ぐらい色々とお話をさせて頂きました。今回も基本的にはI先生にお任せしつつ、1つ2つ気づいたことをお話しさせて頂きましたが、上演校の皆さんの参考になったかは自信のないところです。これは普段からあまり人の芝居に口を出すのが好きじゃないので、そういうことに慣れていないせいもありますし、僕の観点が高校演劇の観点からは少しズレている自覚もあるからです。

その後、表彰式を経て暫く控室待機。その後、審査結果を地区の先生方にお伝えし、幾つかの部の顧問の方や生徒さんとお話をさせて頂いて、会場を後にしたのが17時半過ぎでした。あとは推薦することになった学校さんが中央発表会で良い上演をしてくれることを祈るばかりです。

さて、初審査に行った感想ですが・・・「審査員には向いてない」ということが良くわかった3日間(^_^;) これはやはり、芝居に詳しく、饒舌な方のお仕事だと痛感しました(+_+)

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