『Angel in Broadway! PREQUEL』初演★

(この記事はいずれ2016年4月30日 @ 23:30に移動します)

西部A地区の春季高校演劇祭で『Angel in Broadway! =PREQUEL “The Clap Game”=』が初演を迎えました。デイモン・ラニアンの短編『Blood Pressure(血圧)』と『The Hottest Guy in the World(世界一のお尋ね者)』をベースにブロードウェイのある夜を描いた物語。

まずは反省から。今回は完全にマネジメントを誤ってしまいました。卒業公演から春季演劇祭まで時間がないのは毎年のこと。しかし、今年は例年よりも1週遅かったので日程的には余裕があったわけです。それにも関わらずちゃんとある程度のところまで仕上がらなかったのは完全に僕自身の責任。色々あったとは言え、上演する以上は言い訳は出来ないと思う一方で、はじめて上演できないかもしれないと思ったところから、なんとか上演にこぎ着けたことだけが幸いだったと思います。

さて、今回の作品。当初はライト・コメディとして書き始めたのですが、途中で事情により大切なキャラクターを削ってしまったために、当初のプロットが崩れ、もっと軽めのコメディーのはずが、どっちつかずの脚本になってしまいました。それにより、キャラクターバランスも崩れてしまい、展開も重くなるという悪循環。唯一の希望は会話は成立していたらしいことで、その点では踏みとどまれたのかなと思います。

何故、こんな言い訳じみたことを、あえて書いているかというと、コピスに向けて後編について考えなければならないからです。後編を当初通りのプロットに立ち戻ってコメディとするか、今のプロットを引き継いでの続編にするか。これが大きな問題。

もちろん、続編として考えると前編として上演したもののプロットを引き継ぐべきなのですが、色々考えた結果、ここは思い切って元のプロットに戻して後編を準備しようと思います。幸い、前編のラストシーンは当初から予定していた場面で終われているので、そこをベースを起点にして、物語を構成しようと。基本線はスカイとサラのその後を描くことなので、そこを重点にして、華やかな作品に出来たら良いなと希望的に考えることにしました。

とにかく、コピスまでには色々と立て直しを図らなければなりませぬ。コピスのラインナップを見ると超有名な高校演劇の脚本3本と、鴻上尚史さんの脚本2本と今年は既成の年らしい。創作脚本が1本というのは、なんと第1回以来のことらしい。こういう状況の中で、一矢報いるためには、あらゆる手を打たなければなりません。

頑張らねば・・・(・ω・)・・・

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