(この記事はいずれ2015年10月11日 @ 23:30に移動します)
東京大学教育学部附属中等教育学校の『銀杏祭』の帰り道、新宿の昨年と同じ蕎麦屋さんで感想会という名の飲み会へ。参加者は引き続きnatsuさんと所沢西のNさんと僕でした。
会の性質上、ここに書けるような内容は少ないのだけれども(–;) ちょっと意外だったことと、とても意外だったことを2つだけ書いておこうと思います。
ではまず、ちょっと意外だったこと。
N先生が思いの外、ウチの芝居を褒めてくれたこと。コピスの時にはあまりお話できなかったので、実はどう思われていたのかなと思っていました。パンフレットに書かれた文章を読む限り、あまりお好みの芝居ではないかなと思っていたのですが、意外と好印象を持っていただいていたようで、『褒められて嬉しい(^ω^)』という思わぬご褒美を頂きました。
ウチの芝居は、色々と派手にやるのでお叱りを受けることがしばしばあります。往々にして、派手だったり科白が早かったりする表面的なところを捉えて批判されることが多いので、初見の方に『ちゃんとお芝居をしていた』と言ってもらえるのはとても嬉しいことでした(^ω^)
では、もう1つ。とても意外だったこと。
この3年ぐらい、ウチの演劇部の外部公演は『原作あり』の脚色か潤色の作品を上演しています。校内発表の脚本としてはたまに原作の無い作品を書いたりもしているのですが、外部公演では2012年の『Lumière!』以来、オリジナル作品はありません。
何故、原作ありの作品にするかというと、どうもオリジナルで書くとキャラクターの造形が甘くなってしまうから。何度、書いてみてもキャラクターが書き込みきれずに中途半端になることが多いのです。もちろん、原作をとってもそういう感じはあるのですが、比較の問題ですが、その方が良いような気がしています。
しかし・・・
『オリジナルを書いた方が良いんじゃないか?』
と、natsuさんがまさかの衝撃発言。これはちょっと想像してなかった展開。まさかオリジナルを書くことを勧められるとは夢にも思わなかった。論旨はもう少し部員が演じやすい役を当てた方が良いということだと思うのですが、これはどちらに転ぶか分からない危険性を感じがあります。
まだまだ書く脚本に大きく波があります。その谷間の時に原作が持つ作品の強さが下支えしてくれている面があるのは否めないところ。その安全装置を外しても良いのかどうか。その一方で原作のキャラクターを借りて、原作を大きく脚色した作品の方が評判が良いのも事実だったり。難しいところです。
しかし、来年の春には20作目になるし、いつまでも書けないとも言ってられない。いずれにしても頑張るしかないわけです(・ω・) だから、最初から可能性を排除せずに、もしプロットが上手く立てられたら、外部公演向けにオリジナルを書くことも視野に入れてみようかなと、少し思いました。
・・・と他にも色々と話題はありましたが、紹介するのはこのくらいにしておきます。とにかく、観劇後の楽しいひとときでした。