(この記事はいずれ2015年9月5日 @ 21:00に移動します)
秋季演目『改心』の文化祭公演が終わりました。今回は稽古日程がままならず、初めて校内発表日に上演できませんでした。なかなか厳しい中での上演でしたが、5階角部屋で密閉して照明を付けると室温が35度に迫る中、40名ほどのお客さまにご覧頂けました。
このところ、秋の公演は部員たちが何ができて何ができないのかを見極めながら、次の1年の公演日程を考えていくデータ集めのような公演になっています。もちろん、学年ごとにも求めたいレベルは違いますし、同じ学年でも一人一人、得意不得意が違うのでなかなか難しいのですが、なんとか1作品ごとに成長してもらいたいと、あれこれ考えます。特に最近は部員全員を出演させているので、配役のバランスの読みも難しいところ。
・・・にしても、なかなかこの筋の脚本を書くことの難しさを感じます。自分としては同じように書いているつもりでも、コメディーを書いている時とは随分と違うのだろうなぁと思うわけです。
・・・かといって、コメディーが書けているというわけでもないのですが・・・(T_T) 比較の問題と思ってください。
何が違うのかと、上演を観ながら思ったのは、コメディーの時にはそうとう配役のバランス、構成、テンポに気を使って書いているのですが、今回のような作品の場合、書きたい部分を書きすぎてしまってバランスを崩してしまうのだなぁ、と。もちろん、いつもと同じような気持ちで書いてはいるのだけれど、出来上がったものを観ると、観たいシーンを書きすぎてしまって、そのシーンだけが浮き上がってしまって、物語の流れが悪くなっている。
書けばいいというようなものではないのは重々承知しているのだけれど、にしても、かれこれ18作目。そろそろ、もう少しは書けるようになっても良いんじゃないかと思う今日この頃・・・(・ω・)
でも、今回は2、3年がいろいろと悩む中、1年がすくすくと育っているで、とりあえず卒業公演に向けては面白い展開になりそうな予感がしています。