(この記事はいずれ2016年8月25日 @ 23:00に移動します)
さて、秋の芝居に向けて大道具を作りました。その中で思いついて写真を撮ったものを幾つか紹介します。
1.幅の広い階段
今までに階段は随分と作ってきました。最初の頃は色々な本に書かれている作り方で作ったのだけれど、頑丈なのだけれど重すぎて、人数の少ないウチの部では運ぶのがしんどい。ということで以来、少しずつ軽量化を図ってきました。以来、十数台の階段を作ってきましたが、今の階段はかなり軽量化されています。
今回は今まで作ってきた階段よりもかなり大型なものを作りました。何となくビジュアル的に横広なものを作りたかったので、今までの階段の応用編ということで挑戦してみました。
まず、設計図らしきものを書き、必要な長さに木を切ります。
次に組み立てます。
最後に天板を付けます。
以上。
2.大きな扉
続いて、大広間用の扉を作りました。扉も階段と同じく十数枚は作っています。例えば朝西時代の『Alice! 〜パート1 ハートの国の殺人事件編〜』では、ドアを同時に4枚使ったり、昨年の秋公演『改心』では150cm四方の金庫の扉をスムーズに開閉することにも成功し、扉作りでは、さすがにもう困ることはないかなと思っています。
今年は扉は伯爵邸の大広間にありそうなものを作りたかったので、ベニアサイズの180cmではなく、少し背の高くしたいと思いました。最終的に大きさは230cmとなったのですが、これは扉を60cmの台に乗せたときに、教室の天井にギリギリぶつからない高さだったからです。
・・・ということで、こちらは新聞貼りの様子を。まず、新聞紙は大きい方が仕上がりは綺麗なのですが、不器用な人間には扱いづらいので、4分の1ぐらいに裁断します。幸い学校には裁断機があるので、大量に裁断します。
続いて、ボンドを水で溶きます。新聞のカラーページはボンドが上手く付かないので、下敷きに使います。
あとはひたすら貼っていきます。空気や液溜まりが残らないように注意。
さすがに新聞貼りも3年目なので、それほど苦戦せずに終了しました。全てのものに新聞を貼るのは大変ですが、ちょっとだけ質感を変えたいときには有効な手段かなと思います。ペンキも節約できますし。
なんとなく新聞貼りが僕の中で夏の風物詩となりつつあります。新聞を貼り始めると、『あぁ、夏休みももう少しで終わりだなぁ・・・』という感じ。今年もそんな感じです(^_^;)