王さま通りを抜けると、緑の多い中庭に出ます。すると、まず王子さまが!
今までの像とは違って正装の王子さま。絵でなく、立体で見るとマントの広がり形のイメージなどがより分かりやすく、朝早くて誰もいなかったので、側面・背面からも撮影をしてみました。
ストーリー展開上、この格好の王子さまを登場させるのは難しいかなと思いながらも、このマントの感じを再現できないかなぁ・・・とも思ったりもしています。
ここから惑星巡りに登場するキャラクターたちの像が現れます。
朝も早いためか、園内にはほとんど人がおらず、撮りたい位置で撮影できるのは嬉しいところ。まったく使い慣れないカメラで撮影しているため、この環境はとても助かります。
さて、4つのキャラクターを撮影し、ぐるりと見渡してみたけれど、うぬぼれと酔っ払いは見当たりませんでした。個人的にはうぬぼれの立体物を見てみたかったので少し残念でしたが、一つ一つが『Le Petit Prince』の挿絵に忠実なデザインでした。
『Le Petit Prince』の魅力はキャラクターたちにもあり、物語を彩るキャラクターたちは実に魅力的に描かれています。『君臨する』王さま、『崇拝されたい』うぬぼれ、『忘れたい』酔っ払い、『所有する』実業家、『規則に忠実』な点灯夫、『儚いものを必要としない』地理学者と個性溢れるキャラクターたち。大人を象徴するのであろうキャラクターたちが共感を誘うのだろうし、『Le Petit Prince』が子供だけではなく大人にも愛される作品だというのも分かるような気がします。
そして、大人たちの像の中心付近にあるのが『ウワバミ』の風見鶏。 ウワバミの中のゾウは見えていますが、これは見えない大人たちへの優しさなのでしょうか・・・(^^;
次は教会と展示ホールへと進みます。