(この記事はいずれ2016年2月27日 @ 23:00に移動します)
最初に卒業時の担任をした子たちはもう随分と大人です。今、ちょうど20代後半に差し掛かったぐらい。年に1、2度ぐらいは会う機会があったり、髪を切ってもらっているのがこの時の卒業生なので、定期的に『誰がどうしてる』というような情報が入ってきます。
さて、先日、その時の卒業生からメールが届きました。その子はモデルとかダンサーなどをしているらしいとは聞いていたのだけれど、卒業してから会っていませんでした。なんのメールかと思ったら、東京サンレーヴスバスケットボール・チームのチアをすることになったから観に来てくれませんかというお誘いでした。
そもそもスポーツに興味が無いので、もちろんバスケットボールの試合などテレビですら見たことはありません。でも、チアと言えば、ショーアップされたものだろうし、そう思えば興味の範疇から外れるものでもない。ということで、東京で行われる試合を見に行くことに・・・
西武線で国分寺駅に出て、中央線で高尾駅へ。そこで京王線に乗り換えて、狭間駅へ。東京の私鉄は南北のアクセスが悪いため、西武線沿線に住む人間としては、京王線や小田急線は縁遠い。今回の狭間駅にも初めて来ました。
会場はエスフォルタアリーナ八王子。駅の目の前なので迷うことなく、たどり着きます。東京サンレーヴスののぼり旗や看板が立っています。今日の試合は東京サンレーヴスVS秋田ノーザンハピネッツの試合。
個人的にはかなりの場違い感を感じていましたが、とりあえず待ち合わせの場所に行き、待つこと数分。するとチケットを持って彼女がやってきます。試合前ということは、彼女にとっては出番前ということもあるので、サッと挨拶をしましたが、思いの外、変わっていない様子で安心しました。
さて、チケットを持って2階席へ。自由席なのでとりあえず何となく正面側だと思われる方の中央付近へと向かうと先客がたくさん。どうやら、このチームのレッスンを受けているチアを習っているお子さまの団体のよう。ということは、やはりこの辺りが見えやすいのだろうと、その少し下手側に座ります。1階席を見渡すと、赤いユニホームやタオルを持っている人たちが多くいます。どうやら、秋田のチームのファンが応援に駆けつけている様子。どうもファンの数では向こうの方が多いように感じられる。こちらのホームゲームなのに・・・
さて、肝心のチアについて。最近は色々な種目のプロリーグが地域に根ざした活動やショーアップしてイベントとして楽しめる工夫をしているというのはニュースなどで聞いていましたが、この東京サンレーヴスのたのだけれど、照明と音響を多用した演出は観戦初心者にも楽しめるような工夫のように感じられました。
バスケットボールの試合は10分を4セットで行われます。ただし、ボールがコートから出たりしてゲームが止まると時計も止まるので、10分よりは長くなります。事前にもらったメールではハーフタイムを観れば十分というようなことが書いてあったのですが、試合の始まる前からチアは大活躍。
選手入場を盛り上げ、試合が始まれば応援を呼びかけ、タイムアウトが挟まればパフォーマンス、クウォーターとクウォーターの合間にもパフォーマンス、スポンサー紹介、ハーフタイムはお子様達と共演して、ハーフタイムのショーもある。もちろん、試合がメインなのはもちろんだけれど、チアの仕事量も半端なものではありません。思っていた以上に大変なお仕事だなと感じるとともに、自分の目指した道で頑張っている彼女の姿を観ることができて良かったなとつくづく。
試合は東京88-秋田103と負けてしまいました。でも、もっと訳も分からずに進んでいくかと思ってましたが、初めての観戦でも十分に楽しめるものでした。会場を出ると入口付近でお見送りをしている彼女に遭遇。お仕事中ですから、軽く手を振って駅へと向かいます。とりあえず、感想などをメールで送りつつ、電車に乗って高尾駅へ移動。
そう言えば、お昼ご飯を飛ばしてしまっていたので、高尾駅で遅めのお昼ご飯のお店を探す。土地勘がないので駅の直ぐ側にあった『びんびん高尾店』に入店して、ラーメンを注文。いわゆる『八王子ラーメン』と呼ばれる玉葱のみじん切りのたくさん乗ったラーメンを頂いた。