この1週間ほど、ずっとクルマの中で『オペラ座の怪人』を流しています。
流しているのは劇団四季のオリジナル・キャスト盤。ファントムが市村正親さん、クリスティーヌが野村玲子さん、ラウルが山口祐一郎さんという配役のCDです。かれこれ25年ぐらい昔のCDで子どもの頃から、繰り返し繰り返し聞いてきたCDですが、今再びヘビーローテーション。
・・・というのも、明後日、『オペラ座の怪人』の続編となる『ラブ・ネバー・ダイ』を観に行くから。現在、上演されている『ラブ・ネバー・ダイ』は市村正親さんと鹿賀丈史さんのダブル・キャストで上演されていますが、僕にとってのファントムは市村さんでしかあり得ない。
しかも会場は日生劇場。子どもの頃、『オペラ座の怪人』を観た日生劇場で続編を観られる幸せ。あのときのファントムも市村さんでした。子どもながらに豪奢なセットと荘厳な音楽に感動し、なにより怖いはずなのに可哀想に見えたファントムに心惹かれ、その後の人生を誤るきっかけとなった作品。
いよいよ明後日に迫ってきた『ラブ・ネバー・ダイ』の観劇。なんとなく落ち着かない日が続いています・・・
原点は大事ですよね。特に、幼ければ幼いほど。
私の場合は、劇団四季では日下武史と影万里江だった…
観に行った、という記憶では市川染五郎(現・幸四郎)の「蒼き狼」。
(草原への憧れはここからか?)
さらに、それから歌舞伎に文楽にのめりこみ、蜷川と野田に引きずられ、ぐるっとまわって、今はご存知の通り。
ラブ・ネバー・ダイは観に行く余地がないので、どうだったかあとで教えてください。
コメントありがとうございます。
それなりに色々な演劇を観てきましたが、やはり最初に見たものの印象は鮮烈ですね。市村さんのファントム、幸四郎さんのセルバンテス、鹿賀さんのバルジャンあたりが原点になるのかなと思います。
観終わったら、また書こうと思っていますので、しばらくお待ちを。