演劇には様々な種類があります。そして、それらにはそれらに応じた表現手法があり、作品と表現手法は切っても切り離せるものではありません。いよいよ本題です。 オスカー・ワイルドの最後の戯曲『The Importance of … 続きを読む ショーとワイルド(4)終
投稿者: INABA Tomomi
演劇についての往復書簡
1週間ちょっと前、ドンヨリとした気分で帰宅すると1通のメールが届いていました。発信者はエム小父さん(すこし「オズの魔法使い」っぽい表現だけど………)。 エム小父さんと初めて会ったのは、もう9年も前のことになります。その年… 続きを読む 演劇についての往復書簡
ショーとワイルド(3)
では、ワイルドの言うところの第三段階における『真の退廃』というところをもう少し考えてみたいと思います。 ワイルドの第三段階(人生が芸術を追いやる)とは、つまり『人生をありのままに描く』ということなのでしょう。飛躍した展開… 続きを読む ショーとワイルド(3)
ショーとワイルド(2)
ではまず、ジョン・バーナード・ショーの演劇観について考えてみたいと思います。ショーは戯曲『ピグマリオン』の序文の中でこう述べています。 私はこの芝居をきわめて教訓的なものにしあげたが、これがイギリスはもとより、ヨーロッパ… 続きを読む ショーとワイルド(2)
ショーとワイルド(1)
クリスマス公演の見通しも立ちつつあり、卒業公演のプロットも立ちつつあり、次は春へ向けて少し考え始めています。図々しくコピスまで見通して、2時間ぐらいで上演できる演目を考えるわけですが、ここの数日で急浮上してきたのがオスカ… 続きを読む ショーとワイルド(1)
舞台写真を整理しました(2)
トップページの舞台写真の振り返りの続きです。 こう並べてみると、やっぱりコピスのライトは綺麗だと言うことがよく分かります。さらには写真を撮ってもらっているので、記録として綺麗に残っています。これを見ると、やっぱりビデオだ… 続きを読む 舞台写真を整理しました(2)