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第55回関東高等学校演劇研究大会 上演作品
『 [hénri]! 』
ジョージ・バーナード・ショー『Pygmalion』による
翻案/稲葉智己
2020年2月2日に第55回関東高等学校演劇研究大会にて上演した『[hénri]!』の上演映像です。
新座柳瀬でジョージ・バーナード・ショーの『Pygmalion』に取り組むのは2014年のコピスみよし、2018年のハイスクール短編演劇祭に続く3度目。普段、どちらかというと1番上手な部員が男役の主役となることが多いのですが、たまに娘役が一番上手なときがあります。そういう時に見てみたくなるのがイライザ。5年ぶりの本格的な『Pygmalion』はこうして始まりました。でも、3年生の引退のタイミングでヒギンズとフレディーが揃わない。この時は2年生に男役がいなかったので、3年生のフレディーに1年生のヒギンズ。ヒギンズにはかなり無理をさせてしまいました。でも、まだまだ不器用な感じが意外とヒギンズに重なって良い雰囲気の作品となりました。
バーナード・ショーは、わざわざ『Pygmalion』に後書きを書き加え、イライザのように賢い女性はヒギンズのような男は絶対に選ばないと断言しています。確かに『Pygmalion』の中では首尾一貫、高慢なヒギンズと健気なイライザを描き、ヒギンズはとんでもない男として描かれています。でも、僕は思うわけです。イライザが一生懸命に頑張る姿を見て、ヒギンズが変わることはないのか、と。バーナード・ショーは学ぶことで成長し、イライザが自立を手に入れる姿を効果的に描こうとするあまり、ヒギンズの変化を拒絶しているように感じるのです。なので、僕が『Pygmalion』を扱うときは、イライザとヒギンズ双方の変化を描きたいなと思って取り組んでいます。またどこかで上演する機会もあるでしょうが、今の僕なりの答えとなる『 [hénri]! 』はお気に入りの作品です(稲葉智己)
大変な状況の中、お疲れさまです。
一昨年、さいたまで舞台を観劇した者です。(2階左手)
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よろしくお願いします。
(追伸.Tbsストアで演劇zineも買いましたよ)