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第41回全国高等学校総合文化祭(みやぎ総文)演劇部門 上演作品
『 Love & Chance! 』
ピエール・ド・マリヴォー『Le Jeu de l’amour et du hasard』による
翻案/稲葉智己
2017年8月3日に第41回全国高等学校総合文化祭(みやぎ総文)演劇部門にて上演した『Love & Chance!』の上演映像です。
『Love & Chance!』は2014年3月に新座柳瀬6回生の卒業公演のために書いた100分の戯曲を、登場人物を減らしながらエピソードを削って60分にまとめたのがこの作品でした。2016年の秋にこの作品を選んだのは秋の準備を早めに始めたかったことと、物語の中心になる4人(ドラント、アルルキャン、シルヴィア、リゼット)が3年生と2年生に上手く当てはまりそうだったから。
この作品で地区では「独特で得意の高校演劇的ではない演技スタイル」と評されて、前回配信の『I Got Rhythm!』以来、5年ぶりに中央発表会(県大会)へ推薦。中央発表会では「どの学校にも似ていない」と評されて、5年ぶりに関東大会へ推薦。関東大会では「自分たちから遠い距離にある役に果敢に挑んでいる」と評されて、最優秀賞と創作脚本賞を受賞し、全国大会へ推薦。この作品を契機に新座柳瀬を知って頂いた方も多かったと思います。
『Love & Chance!』は一番映像が残っている作品なので、どのタイミングのものを配信しようかといろいろ考えましたが、今回の配信映像は仙台銀行ホール イズミティ21で開催されたみやぎ総文での上演です。いつも賛否両論分かれるのがウチの作品ですが、この時は特にそうでした。審査員曰く『科白が早すぎて聞き取れないから、観客に何も伝わらなかった』そうな。もちろん、聞き取れない科白はたくさんありましたし、映像は録音なので更に聞き取りづらいです(^_^; が、『観客に何も伝わらなかった』かどうかは映像を観て頂いて、お客さまの様子をご覧頂ければと思います。
ちなみに『高校演劇ZINE』に書いた上演中のあの出来事は 59分4秒頃です。また、高校演劇サミット・プロデューサーの林先生の許可を頂けたので後日、高校演劇サミット版の同作品を配信します。大劇場版と小劇場版の違いもお楽しみ頂ければと思います。(稲葉智己)
(第41回全国高等学校総合文化祭(みやぎ総文)・第63回全国高等学校演劇大会 上演稿)
(上演時間60分 ⇒作品の詳細はこちら)