I Got Rhythm! (Niiza-Yanase 2011)

※パスワードの拡散、動画のダウンロードやWebページ等、各種媒体への無断転載は固くお断りいたします。

閲覧にはパスワードが必要になります。パスワードはFacebookの友達限定記事でご確認頂くか、メールまたはTwitterのDMにてお問い合わせください。ただし、使用実績の無いようなアカウントからのお問い合わせはお断りすることがありますので、予めご了承ください。

 

第60回埼玉県高等学校演劇中央発表会 上演作品
『 I Got Rhythm! 』
作/稲葉智己

2011年11月20日に第60回埼玉県高等学校演劇中央発表会にて上演した『 I Got Rhythm! 』の上演映像です。

新座柳瀬での顧問業が本格的に始まったのが2010年10月。前任の顧問が秋季発表会まで指導し、クリスマス公演から指導を引き継ぎました。この話は何度も色々なところで書いていますが、クリスマス公演の演目を決める際に当時の2年生と相談した際に『宝塚のような作品をやりたい』というリクエストがあったのがきっかけとなり、当時、紀伊國屋書店の1階にあった柳花堂のご主人に相談し、宝塚の脚本をかき集めて文体練習などをしました。そうして出来あがったのがクリスマス公演の『Twinkle Night』。幸いにして、部員たちが気に入ってくれた故に、その路線で進み始めて出来あがったのが『 I Got Rhythm! 』でした。

多分、2021年春の映像配信の中で一番、古い映像でかつ多分、唯一、原作のない作品なので、いつにも増して物語的にはほとんど中身がありません(@@;) 脚本もあまり上手に書けてないし、指導始めたばっかりだから技術的にも甘いし、映像も荒いので配信する必要があるかとも考えたのですが、この作品の価値は内容よりも上演そのものにありました。

既成作品や不条理劇優勢の埼玉県の長い歴史の中で、その時の連盟会長先生に『中央発表会でこんな歓声を聞いたのは初めて』と賞され、心ない顧問に『新座柳瀬はサクラを仕込んだ』と陰口を叩かれた作品。お時間のない方は59分55秒から1分間ぐらいを観て頂ければ、この日、埼玉県で何が起こったのかを感じて頂くことができるかなと思います。お客さまにいかに楽しんで頂くか、ということを考えた劇の最初の一歩は確かにこの作品でした。(稲葉智己)


アイコン
『I Got Rhythm!』(4th Draft)

(第47回関東高等学校演劇研究大会(新潟会場) 上演稿)
(上演時間60分 ⇒作品の詳細はこちら