『こうもり/THE ENTERTAINER!』宝塚歌劇団星組★

(この記事はいずれ2016年5月18日 @ 23:00に移動します)

先日、宝塚大劇場の千秋楽後に退団を発表した北翔海莉さんがトップスターを務める宝塚歌劇団星組の東京宝塚劇場公演『こうもり』と『THE ENTERTAINER!』を観に行ってきました。

まずは芝居『ミュージカル 『こうもり』 …こうもり博士の愉快な復讐劇… -ヨハン・シュトラウス二世 オペレッタ「こうもり」より-』と少し長いタイトルだけれど、ようはオペレッタをミュージカルにアレンジした作品。

物語はサブタイトルの通り『愉快な』物語。オープニングは華やかなダンスシーンから始まり、続いて北翔さん演じる主人公ファルケと紅ゆずるさん演じる主人公の友人・アイゼンシュタイン侯爵の場面となるのだが、この二人が冒頭から酔っ払いとして登場。この軽妙な酔っ払いトークは実に軽やかで観てみて楽しい。こういう男役を格好悪く崩した芝居は格好良く振る舞うよりも難しいだろうなぁと思います。

オペレッタが原作でその楽曲を使用していることもあって歌はどれも難しそう。しかし、北翔さんをはじめとする星組の皆さんは見事に歌われていた。この作品で始めた月組以外に出演することとなった専科の星条海斗さんの個性も光り、舞踏会の場面などは実に華やかに仕上がっていました。

惜しむらくは、全体としてはとても愉快な作品なのですが、『愉快な復讐』のプロセスが若干、物足りない。面白くなりそうな要素は全て揃っているので、もう少しドタバタと喜劇の要素が強い方が楽しめるような気がするのだけれど、あのぐらいが上品なのかなととも思いました。

後半は「ショー・スペクタキュラー 『THE ENTERTAINER!』」。北翔さんがトップスターになってから初めてのオリジナルのショー作品。これはもう『北翔海莉祭り』の様相を呈しています。歌、踊り、そして弾き語りまでこなし、タイトルに相応しいエンターテイナーぶりを発揮。これだけ技術の高さで見せるトップ・スターはしばらく現れないのだろうなぁと思います。

どの場面を切り取っても最近観ることのできないショー作品だと感じさせてくれますが、なかでも『Come Dance With Me』での礼真琴さんとの場面は素晴らしいものでした。北翔さんのダンスに全く後れを取らない礼さん。あの学年になって若手のダンサーに後れを取らない北翔さんが凄いのか、北翔さんを向こうに回して後れを取らない礼さんが凄いのかは分からないけれど、2人のダンス・シーンはとても見応えのある場面でした。

これと同じような光景を北翔さんが月組に出た時に観た気がします。あの時は愛希れいかさんが同じように踊っていました。やっぱり凄い95期生・・・というのを改めて感じました。

・・・ということで、この『Come Dance With Me』と『DAZZLING ENTERTAINER!』の場面の礼さんがあまりに格好良かったので、帰りに舞台写真を買ってしまったのは云うまでもありません・・・(–;) しかも、ちょっと大きいヤツ。

次の星組の大劇場公演が北翔さんの退団公演となってしまうのがとても勿体ない。次の公演は大劇場まで行こうかな・・・と思います。まぁ、チケットが取れたら(・ω・)


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