『Wander of Love』愛希れいか★

(この記事はいずれ2015年9月21日 @ 23:30に移動します)

・・・ということで、月組トップ娘役の愛希れいかさんの『ミュージック・パフォーマンス Wander of Love』のことを。ほぼディナーショー形式ですが『ミュージック・パフォーマンス』としたのは娘役だからか。

トップ娘役は退団を発表した後に『ミュージック・サロン』と称して、ディナーショーをするのが慣例になっていますが、そうでない時期のディナーショーは異例。さすが、『実質2番手』ともいわれる愛希さん。その愛希さんが響れおなさん、宇月颯さん、貴千碧さん、煌月爽矢さんを率いてのディナーショー。

【オープニング】
『WONDER LOVE』(宮野真守『WONDOR』より)
『Welcome to Wonderland』(月組バウホール公演『アリスの恋人』より)
宝塚ショーメドレー
『Fantastic Energy!』『CRYSTAL TAKARAZUKA』『TAKARAZUKA花詩集100!!』

オープニングから『観に来て良かったなぁ・・・』とつくづく。『アリスの恋人』は観に行きましたが『あの作品の衝撃度は凄かったなぁ・・・』と思ったり、『Fantastic Energy!』のオープニングで愛希さんは北翔海莉さんに踊り負けてなかったなぁ・・・とか色々と思い出しもしました。ちなみに『Fantastic Energy!』は響さんと宇月さん、『CRYSTAL TAKARAZUKA』は貴千さんと煌月さん、『TAKARAZUKA花詩集100!!』は全員で。

ここでMCが入るのですが、ここまでで既にずいぶんな充実度。愛希さんを中心にこれだけ踊れる人が集まれると目が足りないほど見所がたくさん。当たり前だけど、ショーで歌えることと踊れることは最大の魅力です。宝塚といえども、こうした充実感を感じられる機会は多くありません。

【ミュージカルコーナー】
『Popular』(ミュージカル『Wicked』より)
『Tornado』(ミュージカル『The WIZ』より)
『Believe In Yourself』(ミュージカル『The WIZ』より)
『Dancing Through Life』(ミュージカル『Wicked』より)
『Over The Rainbow』(映画「オズの魔法使」より)

続くミュージカルコーナーは『オズの魔法使い』をベースにした物語仕立て。ザクッとまとめると、アイドルを夢みる冴えない女の子が竜巻でネガティブな者たちの集まる国に飛ばされたが、前向きさを持って帰ってくるというようなお話。『オズの魔法使い』は個人的な事情からかなり詳しいのでとても楽しめました。ここで特に素晴らしかったのは、やはり『Popular』。かなりキャラクターを乗っけて歌っていましたが、それでも抜群の歌唱力と表現力でした(◎_◎;)

【The アイドル!】
『フライングゲット』(AKB48)
『DANCEでバコーン!』(℃-ute)
『Rock’n Rouge』(松田聖子)
『ミ・アモーレ』(中森明菜)
『渚のはいから人魚』(小泉今日子)

正直、世代的に上と下のアイドルなので楽曲的は全く刺さらなかったのですが、愛希さんのアイドルっぷりはそんなことを吹き飛ばします。この場面の衣装がプログラムの表紙の衣装なのですが、宝塚といえども、こうしたアイドル感を出せるの生徒はそうはいません。

【ダンスコーナー】
『JULIETTE』(SHINee)
『Le Bal』(ミュージカル『ロミオとジュリエット』より)
『Cell Block Tango』(ミュージカル『CHICAGO』より)

ダンスコーナーは何をさておいても愛希さんと響さんによるタンゴ。ディナーショーの舞台では狭いなぁと感じる迫力のあるタンゴは、こういうのを大劇場で見せて欲しいと感じるものでした。

 【エンディング】
夢はひそかに(ディズニー映画「シンデレラ」より)
Wonder of Love(オリジナル)

【アンコール】
Climb Ev’ry Mountain(映画「サウンド・オブ・ミュージック」より)

エンディングからアンコールまでは歌をしっかりと聴かせてくれる感じでした。特にアンコールの『Climb Ev’ry Mountain』は素晴らしかった。前作の『1789』で歌った曲も決して優しい歌ではなかったと思うのですが、作品を重ねるごとにどんどん上手になっている気がします。

なんとなく愛希さんの活躍を見てみると経験を積むにつれて、活躍を押さえようとするような配役が目立ってきているような気がして、残念に感じることがありました。だけれど、そんなことをものともせずに成長し続けるのは素晴らしいことだなぁと思います。もちろん、まだまだトップとして活躍して欲しいけれど、こういうショーを見ていると、宝塚を離れて活躍の場を広げていけば広げていくだけ、変化し続けていけるのかもしれないと感じました。

ランチショーのプログラム。日付と時間が入っているので回ごとに違います。
ランチショーのプログラム。日付と時間が入っているので回ごとに違います。

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