愛もない青春もない旅に出る(1)会場選び

(『いつの話だよっ!』とお思いでしょうが、備忘録なので・・・)
(この記事はいずれ2018年3月12日 @ 20:00に移動します)

ウチの県から外に出るようになると色々な出逢いがありますが、その中から精華高校さんとのお話を。何度も書いていますが、こちらが一方的に精華高校さん出逢ったのは『高校演劇サミット2016』の時。その時のことは【『高校演劇サミット2016』甲府南・精華】をお読み頂くとして、その続きから。

8月、宮城でのお話。仙台に行く前、Twitterで少しコミュニケーションを取っていた鳥頭先生に挨拶するのに、この期を逃してはならないと考えていました。当時はまだ鳥頭先生の顔を存じ上げなかったので、IDカードで探すわけですが、

『しまった、本名を確認してくるのを忘れた(ー ー;)』

というTwitter知り合いあるある的な初歩的なミスを犯して苦戦。しかし、大会2日目に中村先生が誰かとお話しされているのを発見し、お相手の名札を確認すると『精華高校』の文字が! ここで挨拶せねば何時するかと言う勢いのまま、ここでご挨拶。この大会ではホントにTwitter上のお知り合いを実際のお知り合いにする作業が多くて、人見知っている場合じゃないという感じでした。

翌日がウチの上演日。何というか、やっぱり初めて観てもらう時は緊張するもので、演劇部の顧問である以上はやっぱり上演が名刺代わりのようなところもありますから、反応は気になります。幸いにして、鳥頭先生には楽しんでいただけたようで、上演後にわざわざ感想を伝えに来てくださり、精華の生徒の皆さんともファースト・コンタクトとなりました。たぶん、この時に初めていつかどこかで一緒に公演をしましょうとお話しさせて頂いたと思います。これは作品を観てもらってからでないと安心して伝えられないことなので……

そして、実はもうお一方、精華さんと一緒に公演を目指すに当たって気になっていたのがオノマさん。Twitterで仙台にいらっしゃると見かけていたので、ウチの作品がどう受け止められた気になっていました。でも、Twitterを眺めていたら、しばらくして少なくとも大丈夫そうなTweetが流れてき、こちらも一安心。Twitterにお返事を書いてみたりしつつ、こちらもファースト・コンタクトに成功。

最後の3時間のせいで散々な思い出となった全国大会ですが(←根に持つタイプ)、精華さんチームにウチの芝居を知っていただけたという点では大きいプラスとなりました。これが公演を一緒にすることへの第一歩。

さて、この辺で何故『公演を一緒にすること』を重要視するのかを少し説明が必要かなと思います。今までの経験から学んできたことですが、僕は演劇部の様子を知るには一緒に公演をするのが一番だと思っています。演劇部はプロの劇団やプロデュース公演とは違うので、顧問と部員の空気感のようなものが作品作りを大きく左右します。そして、その空気感のようなものは顧問の先生と部員の皆さんの関係性はちょっとした会話などに滲み出るので、そういった雰囲気を間近に感じることが『演劇部を学ぶ』ためには最も必要なのです。

しかし、何かを学びたいと思うような演劇部は周囲への気遣いが凄いので、大会関係の発表会や合同稽古では、こういったものをなかなか感じ取れません。なので、合同公演のような形で長めにご一緒するのが一番だと思っています。昔から良く主張していますが、何かを教えようと近づいて来る人から学びたいことはあまりなく、学びたいことを持っている人は教えたがらない。だから、ジトッと観察して見て盗む。そのチャンスが合同公演なのです。

……ということで、全国大会が終わった2017年8月8日にTwitterで呟く。

『今年度後半の目標は精華さんと甲府南さんと一緒に公演を打つこと! 』

すると、甲府南さんの方については『山梨オープン』という形で解決しますが、精華さんについては簡単にはいかず。とりあえず、精華さんの2月、3月の予定を聞いたりしつつ、都内の小劇場を色々と探し始めます。言っても高校の演劇部ですから、現実的に考えられる30〜50席ぐらいまでの手頃な劇場は既に抑えられている状態でなかなか見つからない。でも、空いている劇場はちょっと手を出しにくいところが多い。

これは無理かなぁと悩んでいると、池袋の小劇場でキャンセルが出て空きが。これはチャンスかなと思って、精華さんに連絡してみることに。しばらくお返事が無かったので何か日程的に問題があるのかなぁと思っていたところ、高校演劇サミットのラインナップが発表された次の日、11月2日にお返事が来て、

『3月の話なんですが、オノマさんと話をしていて○日と○日、××劇場が空いてるんですがそこでやろうかと。チケット代をお客さまから頂く形にはなると思いますが』

とお返事が。横浜の県立青少年センターとかで上演をしたというのも知っていたので『あぁ〜 やっぱり精華さんは違うなぁ〜』と。そういう予定があるんじゃ仕方ないなぁと思って、

『何かお手伝いできることがあれば!』

とお返事すると、

『いや、一緒にやります?っていうお誘いです』

と急展開。劇場の大きさに怯みつつも、これは乗っからないと永遠にチャンスは無いかも知れないと思い、

『是非!』

と、まぁ、こんな感じで精華さんとの合同公演を三月に開催することが決まりました。

その後、最初に挙がっていた劇場はやめることにして、劇場選びを再開。色々と手頃そうな劇場を上げたりしながら、検討を進めますが、オノマさんが図面を見ながら検討したいということや11月中旬に差し掛かり、大阪は地区大会・県大会と忙しい時期に差し掛かったので一旦、話がストップ。

次に連絡があったのは埼玉と大阪の中央発表会が終わった後の11月21日の夕方。公演の候補日と共に、

『ちなみに花鳥風月という劇場だそうです』

花鳥風月? 都内の小劇場はそこそこ知っていますが、記憶にないと思っていたら、

『違った。シアター風姿花伝です』

あぁ、シアター風姿花伝ね、知ってる知ってる……って、えぇ〜〜〜っ!!!

感覚的にですがシアター風姿花伝っていうと、大きめの小屋の印象があったので、最初から候補だと思っていませんでした。なので、『そうかぁ〜 風姿花伝かぁ〜』とこれからしようとしていることの挑戦感を改めて感じました。


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