全国の覚え書き(6/10〜6/14 高文連壮行会編)

※何となく思い出作りだと思って、メモを残しておこうと思います。

6/10(土)
午前中から直し。なかなか思うように進まない。どうしても言い方などにこだわって、気持ちが見えてこないのが主たる原因。見事に『怒っているように』科白を言うが、微塵も怒っているように見えない。きっかけを拾わずに反応する。観ていて気持ちが悪い反応の芝居が続く。一々止めていると稽古は進まないが、放っても置けないため、ダメを出していくとあっという間に昼過ぎ。夕刻、先代のリゼットが来てくれたので、2時間あまり稽古を任せる。新リゼットは1年生ながらスクスクと成長中。技術的にまだまだだけれど、客席から愛されるタイプのお芝居ができているような気がする。
家に帰り、壮行会用のビデオ編集。5分の映像だったので、わりとアッサリと完成。

6/11(日)
午前中から直し。夕刻、何とか最後まで直しが終わるが、本当に何とかという感じ。時間があれば一度通しをしたかったが、それは叶わず。夕刻、先代のシルヴィアが来たので、シルヴィアを任せて、自主稽古に。本番一週間前。中間テスト後、結局、まだ一度も通せていない。

6/12(月)
今年は選択科目しか持っていないせいか、月曜日に授業が無い。今日は明日からの壮行会に備えて、大道具のキャスターを取り替える作業に取り組む。今、ウチの大道具には込み時間短縮のため、キャスターを付けてあります。しかし、予算節約のため、昔使ったキャスターを使いまわしたので、あまり大きくないものを付けていました。キャスターがあると大きな台でも1人で運べるので便利なのですが、キャスターが小さいと段差に弱い。なので、全国大会に当たって大きなキャスターに取り替えることにしました。ということで、その取付に必要な木材を切り出したり、ペンキを塗ったり、キャスターを取り付けたりといった作業をした。

三者面談が終わってしまい今日から通常時程。稽古の時間が短く(通常に)なる。明日・明後日は埼玉県の壮行会のため、壮行会で上演するラスト10分の稽古。持って行くセットの関係で立ち位置などを微妙に変更。アルルキャンとリゼットが正体を明かす『露見』の場面からエンディングまでだが、なんとなく重いやり取りになっている。

6/13(火)
朝から発声とラスト10分の稽古をして、搬出の準備。今回は中央の部屋だけを持って行くため、運ぶ山台が少ないので通常の2トン車で大丈夫だろうと思って手配していたが、あやうく詰めないところだった。何とか積みきったが、会場に向かう前に運送屋さんに電話し、帰りのトラックは2トンのワイドロング車に変えてもらうことにした。

今回の会場は県庁近くの埼玉会館。昔はここが埼玉県の県大会の会場だったそうな。その昔は全国大会もここで開催されたことがあるそうな。ちなみに全国に埼玉から2校が出場するのは埼玉会館で開催された第17回大会(1971年、まだ総文祭がなかった頃)以来のことなのだそうな。

12時40分、搬入開始。この会場は搬入口が地上、舞台が地下のため、リフトに載せて大道具を搬入するのですが、このリフトに大道具を積むのも、なかなかのパズル。なんとか1回の昇降で搬入が出来ました。搬入して気づく、中央扉のドアノブを忘れてきた。トラックが小さいことに気を取られて確認を忘れた。失敗(>_<。) 取りあえず今日はドアノブ無し、明日の朝にこっそり付けよう。搬入後は約4時間待ちぐらいの待ち時間。他部門のリハーサルの間、部員は楽屋で読み合わせなど。僕はステージや客席に行って、壮行会のリハーサルの様子を見学。

この催しは埼玉県の高等学校文化連盟の総合文化祭の開会式と全国高等学校総合文化祭への壮行会を兼ねた埼玉県の文化部の祭典で、吹奏楽・管弦楽・マーチング、放送・朗読、競技かるた、美術、新聞、写真、囲碁将棋などあらゆる文化部が実演をしたり、映像で作品を紹介したりなどする催しで、演劇部門は全国大会に出場する学校がある年はその学校が、無い年は視察校が発表をしています。今年はウチと秩父農工さんが出場校なので、2校の上演ダイジェスト映像と、ウチのちょっこっと上演で発表をします。

16時50分頃、リハーサル開始。少しバタバタしてしまいましたが何とか立込が完了。今日のもう1つの目的は白木の舞台の上にセットを組んでみること。今までの上演は黒パンチまたは黒く塗られた木の上だったので、このセットを普通の白木の舞台に組むのは始めて。でも、意外と違和感はありませんでした。芸術劇場のスタッフさんが仰っていたとおり、白木の舞台と紺パンチのコントラストはそれはそれで成立するようです。一安心(。・ω・。)

18時過ぎにリハーサルは完了、生徒は19時には埼玉会館を後に。その後、開会式のセッティングなどをしていたのでお手伝い。終了後、学校で忘れ物をピックアップして帰宅。

帰宅後にメールをチェックすると、全国の照明関係のメールが届いていた。でも、添付ファイルが付いていない。Macに変えてから、何かの加減で添付ファイルが付いてこないことがある。なので、添付ファイルをもう一度送ってくださいとメールする。

左右の部屋を設営しないコンパクト版。クリックして大きな写真で見ると、ドアノブが付いていません(>_<)

6/14(水)
朝8時過ぎに埼玉会館に入り、灯入れの灯体にバンドアを取付け、灯体隠しを人形に取付け、ドアノブを取り付ける。そうこうしているウチに生徒が到着したので、衣装などをピックアップして、今日の控室の会議室へと移動。開会式に出席するドラントとオルゴン伯を着替えさせ、舞台へ。

開会式には県知事がご臨席、その並びに何故かウチの指導教授が(‥;) 学長先生が出席できなかったために、芸術情報学部長のウチの先生が出席することになったそうな。若干、授業参観のような雰囲気が漂ってきます。

午前中は主に音楽部門の発表が中心。会議室と舞台裏を行ったり来たりしながら、秩父農工さんと打ち合わせをしたり、舞台裏で事務局長先生と地区発表会についての打ち合わせなど。

午後一の発表なので昼休みに準備開始なのだけれど、まずは反響板が片づけられます。その間にウチの先生と大学の事務局長さんにご挨拶。反響板が片付くと、スクリーンが降りてきて、スクリーン裏の割り幕を閉めて、その裏に大道具を搬入。まず、スクリーンに映像を映写して、それが終わったらスクリーンを飛ばして、割り幕を開けて、仕込みをするという段取り。そこで大道具を運び込んだところで一息。舞台袖にいたAさんに『そのパーカーが例のパーカーですか』と声をかけられる。先日も春の脚本を読みたいと声をかけて頂いたり、何かと気にかけてくださっていて有り難いです。

さて、13時20分から午後の部がスタート。司会の生徒さんの話が終わると、映像が映写され演劇部門の発表開始。秩父農工さんとウチの順番で映像の映写が終わった後、秩父農工さんとの共同作業でウチのセットの立て込み。10分間のミニ上演も無事終了しました。不思議なもので、たった10分間の上演でも、ラストシーンでアルルキャンとリゼットが抱き合うと笑いが起き、ドラントとシルヴィアが抱き合うとキャーとなる。なかなか不思議な作品。

壮行会の全日程が終わった後、例のリフトに大道具を乗せて搬出。トラックは2トンのワイドロングが来てくれていたので余裕の積み込みで埼玉会館を出発。学校に戻って、稽古場に装置を戻し、立て込んで終了。

家に帰ると、全国の照明関係のデータをアップロードしてくれたというメールが届いていた。早速ダウンロード。観てみるとカットライトをたくさん使ってくれて、部屋のエリアを切ろうとしてくれていることが分かり、感謝感激。コピスが終わったら照明のデータをしっかり作ろうと思う。

上演中。上手袖から。

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