新しい発声練習を考えよう

数年ぶりにインフルエンザになった時、仕事を休んだ最初の日は病院に行ったインフルエンザの薬を処置してもらって寝込んでいましたが、最近のインフルエンザの薬は優れたもので次の日には熱も下がっていました。熱が下がるとそうそう寝てもいられないので家で安静にしていたわけですが、その時にAmazonで発声法の本を何冊か物色して注文していました。

というのも、やっぱり演劇のトレーニングの中では発声が1番難しく一番重要だと雄思うのです。観客に物語を伝えるためには、ある一定以上の声量で支えられ、クリアに発音できる力が必要です。でも、やっぱりこれは難しい。この部分をスキップして作品に臨んでいる演劇集団はいくらでもあるけれど、いかがなものかと思います。

ウチの演劇部でも部員たちは多かれ少なかれ発声に難があります。また、高校生があまり発声や滑舌がちゃんとしていると倦厭される傾向もあります。でも、やっぱりそれは違うと思います。それを放置することは簡単だけれど、なんとか良い発声を身につけてもらいたい。ひょっとしたら新しいアプローチの中に、部員にあうものがあり、良い発声へと変わっていくきっかけになるかも知れない。

・・・というわけで、卒業公演も終わって、先週末は少しだけ時間があったので、一気に読んでお勉。僕が演劇を集中的に勉強していたのは、もう10年以上前なので、読んでみると新しい手法が色々と紹介されていることがわかりました。しかしながら、発声で求められる結果は結局、同じであることも良くわかりました。

読んでみると、発声はやっぱり音楽分野での研究の方が進んでいることが良くわかります。読んでいて理論的にも実践例も納得できるものが多くあります。これが演劇に転用できるのかと思われるかも知れませんが、最近のミュージカルは昔のように『さぁ、歌が始まります』と突然、声楽的な発声になる作品よりも、もう少し歌と科白の境目が連続的な作品が増えてきていて、そういうものに対応した発声理論が研究されているため、取り入れることができるものが多くあります。

・・・ということで、実践してみないと教えることもできないということで、家で本を片手に、またはレッスン用のDVDを観ながら、呼吸法や発声法を試してみます。すると、確かに息の通り方やお腹への負荷のかかり方が分かりやすいものが多くあります。これならば息による発声が苦手な部員にも分かりやすいかも知れません。

春の作品の脚本を書き始めるまでのインターバルでその発声法の練習してみようと思います。もう一段階、クリアな発声ができるようになると、滑舌も楽になってくるので、春・コピスに向けても良い傾向がでてくるはず。しばらくは数年ぶりの発声練習の変更に取り組んでいこうと思います。


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