ベニヤと新聞紙についての一考察

新聞を道具に貼ったのは最初に大道具を作った時なので、もう9年は前のこと。その後、natsuさんが道具を作るのをお手伝いした時に新聞張りを見せて貰った。それも7年前のこと。新聞を綺麗に貼れれば、道具が綺麗に仕上がるのは分かっていても、新聞貼りを失敗して残念な仕上がりの道具を見てきているので、ベニヤを綺麗に塗装する腕を磨いてきた。

しかし、今回は飛行機の尾翼作り。やはり木材の質感を消したい(^_^;)

………ということで、準備。図書館へ行き、古新聞を朝刊一ヶ月分貰ってくる。その後、natsuさんに電話し、どのくらいのサイズで貼るのかを聞く。新聞紙一枚の半分ぐらいと聞き、ビリビリと半分に切り裂く。

初日。ブルーシートを敷き、水平尾翼と垂直尾翼を運び、作業の準備。発泡スチロールで作った羽根の先端部分をガムテープで固定する。

wings
手前が垂直尾翼、奥の二枚が水平尾翼。

木工用ボンドを水に溶かす。しかし、適切な濃度が分からず(◎_◎;) とりあえず、構造上、客席からは見えない部分から貼ってみることに。苦戦……… とてもじゃないが新聞半紙では手に負えないので、さらに半分に切る。再度、貼り始める。苦戦……… 自分が不器用なことを思い出す。貼り始めたが、どうもボンドの扱いに苦戦。どうも波打ってしまっているように思える。これが乾燥するとどうなるのかのイメージできないので、とりあえず垂直尾翼の裏側、舞台奥側の水平尾翼両面、前側の水平尾翼の裏側を貼ったところで作業を中断。乾燥待ち。稽古後、見てみると案の定、凸凹が半端なく多い。

初戦惨敗・・・(>_<)

初日帰り道。やはり新聞貼りは難しいことを痛感。見える部分は新聞を貼らずにそのまま塗ろうかとも思ったが、せっかく飛行機を作るのに木目が見えるのはやっぱり嫌だ。波打ってしまったことも次第に悔しくなり、『凸凹したところを削って、やり直してやる!』と帰り道にドイトに立ち寄り、『紙やすりより100倍長持ち、6倍速い』というハンディータイプのヤスリを購入。

なせば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり(。・ω・。)!

2日目早朝。見えない部分はとりあえず凸凹したままにして、舞台に置いたときに見えてしまう奥側の水平尾翼の表側の凸凹を購入したヤスリで削る、削る、削る。かなり波打っていたため、小一時間削ることに。あとでサンダーを使えば良かったと少し後悔。しかし、手で削った甲斐もあって分かったが、出っ張っているところの多くはボンドの液溜まりが凝固したものだった………ということはボンドの濃度が少し濃かったのかもしれない。もう一つはカラー写真の部分ほど凸凹が多い。ボンドが馴染まないようだ。

2日目昼。さらに削り凸凹が概ね平らになったところで、ボンドの調合へ。昨日よりも水分多めにしてみる。新聞はカラーページを避け、白黒部分のみを使用。ボンドを新聞紙に塗る、持ち上げて片側をペタリ、手のひらで摩りながら、空気が入らないように張り込む。ちょっと波打ったら即座にはがして、伸ばして貼り直す。もったいないと思わずに紙が上手く伸びなかったら、そこで破って平らな部分だけ残す。少し経験値が貯まったのか、昨日に比べれば手際よく作業が進む。

出来た……… 修復前、修復後はこんな感じ。

初日はどうしても凸凹が出来てしまった。
初日の作業終了時。こんな感じで、全体に渡ってたくさんの凸凹が出来てしまった。
news02
2日目の修復後。凸凹を削った上からの貼り付けだが、それなりに平らに修復できた。

凸凹を削った下地の上にこのぐらいに貼れたので、平らな部分なら実用に耐えられそうだ。明日はいよいよ舞台の前面に出るサイドの新聞を貼ってみよう。


ベニヤと新聞紙についての一考察” への6件のフィードバック

  1. 審査の途中なので、もう寝なくちゃと思っていたのですが、これ読んでしまったら、コメントしたくなってしまって。
    凹凸をヤスリで削るってのは、貼った新聞紙の上から削ったということだろうか?
    失敗したら、思い切って全部剥がしてしまって、もう一度ゼロからやり直した方が良いと思う。
    失敗した後の判断は、ほぼその通り。カラーページは不可。これ、一緒にやった時、言わなかったっけ?
    ボンドは、かなり水っぽくて大丈夫。よくかき回して、固まりを残さない。
    乾いた後で剥がれたら、その部分を破ってしまうか、ちょっと濃い目の
    ボンドで補修してやれば大丈夫。
    時間がないかもしれないけど、失敗したら思い切ってゼロにして、二、三回やり直した方が早いかも知れないです。
    では、健闘を祈る!

  2. 審査の途中でお疲れの中、ありがとうございますm(_ _)m
    新聞、剥がれないんですよ(>_<) よっぽどボンドが濃かったみたいで、新聞を剥がそうとしたらベニヤベキベキといきそうだったので、修復側は削りました。 新たに貼る前面側は失敗したら剥がしてやり直しています。ボンドを薄くしたら、ちゃんと剥がせたので最初はかなりの大惨事だったようです。 乾いた後で剥がれたところは破っています。大抵、新聞が重なっているところなのですが、端の貼り方が難しいですね。 頑張ります!!

  3. ぜーったいに自分でやろうとは思わないけれど、そうやって夢中になっているいる姿は楽しそうですね。

  4. コメントありがとうございます。
    発表会が10月のせいか、なんか今年は妙に時間があるんですよね。パタパタと道具作りに勤しむのも発表会まで。発表会が終わったら、暇になるのでどこかに出かけようかと思っています。

  5. 横から嘴挟ませてください。
    私は、新聞紙はやわいので100均のクラフト紙使ってます。2~3倍に丁寧に水で溶いた木工用ボンドを大目に塗って、しばらく寝かせて紙に水をたっぷり吸わせてから貼り付け、「撫で刷毛」で放射状に一気に空気を抜くとキレイに仕上がります。「撫で刷毛」はお勧めです。

  6. コメントありがとうございます。
    確かに新聞にボンドを塗ると、柔らかくなりすぎて扱いづらいですね。クラフト紙とは考えたこともありませんでした。「撫で刷毛」を調べてみたらnatsuさんが残してくれた道具の中にありますね、この刷毛。今度、試してみたいと思います。
    きっと色々なことを試しているから、A部さんの道具はいつも綺麗に仕上がっているのでしょうね。中央で観るのを楽しみにしています。頑張ってください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です